KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

刀を失った侍

2011-07-15 17:57:54 | インポート

昨今の日本の政治を見て

情けなく悲しくなることが多い

欺瞞(ぎまん)と詭弁(きべん)の

陰謀(陰謀)が見え隠れする

このままでは日本は崩壊する

日本は豊かな国であった

何人も犯すことのできない

神聖な国であった

もしこの国を破壊できる人間がいるとしたら

他の国の誰でもない

日本人自身だ

第二次世界大戦で壊滅状態になった日本が

ここまで回復できたのも

日本人自身が

自分の力で自分の国を守ってきたからだ

自分の力で国を守れない時は

耐えがたきを耐え

アメリカという大国に守ってもらってきた

でも今の政治は

自分の国を破滅へと導こうとしている

自分でも自分の国を守らず

大国の力も拒み

なすがまま

なされるがままの哀れな姿で

自爆しようとしている

何千年も続いてきた人類の歴史は

侵略と殺戮の欲望によって綴られてきた

人間の欲望

民族の欲望

国家の欲望

こんな本能にも似た人類の欲望を

皆無にする魔法の力が発揮されない限り

武器を持たない平和な社会の創造はありえない

中国やロシア、そして北朝鮮は平然と殺戮の武器を持ち

虎視眈々(こしたんたん)と侵略の隙(すき)を狙っている

国家の利権を主食とする魔物の陰謀だ

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)に先の大戦の恨みを執拗に継承し

日本が素っ裸になるのを待っている

完全に無防備になるのを待っている

何千年も続いてきた日本の正義の城は

武器は持つが

武器を非人道的に使わない知恵で築かれてきた

牙を持ったライオンと戦うのは愚かだ

牙を抜かれたライオンなら

いとも簡単に倒すことができる

武器を持たない平和な社会とは

牙を抜かれたライオンに似ている

狂った国家の脅威は

牙を抜かれたライオンに

平和の微笑を注ぐほど甘くはない

武士はまさかの時以外は

刀を抜かないことを誇りとしていた

刀は武士の魂であった

廃刀令で刀を失った侍は

世界にならって

刀の代わりのものを手にした

そしてやがて

刀の代わりのものも取り上げられ

全くの丸腰になった

刀を持たない侍を暖かく見守るほどに

世界は優しくない

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良い言葉やなって思ってニヤニヤしていました(笑) (crow@37th)
2011-07-15 23:25:13
良い言葉やなって思ってニヤニヤしていました(笑)
様々なことが織り交ざっていて、日本らしさはどこへやら。
僕はまだ牙を持たない何かですけど、この学院を出る頃には牙を生やしてこの世界で生きていけるようになりたいと思います!
返信する
侍が刀を持っていたのは、むやみやたらに人を殺す... (Sophia@37th)
2011-07-16 17:04:53
侍が刀を持っていたのは、むやみやたらに人を殺すために持っていたのではなく、いざというときに自分や自分の大切なものを守るため、また平常心を保つために持っていたはずです。

つまり、「日本刀=武器」ではなく、「日本刀=武士道=日本人の哲学」だと思います。

最近の日本の政治が荒廃してゆく背景に、日本人の武士道精神の荒廃が関連しているように思え、非常に残念でなりません。

どうしたら現状が好転するのか、ニュースを見聞きするたびに考えます。

多くの人達と談義をするなかで、何かしらの方法が見出せるような気がするので、もっとクラスでも政治について、日本について談義していきたいです。
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