沖縄県知事選挙(11月16日)では、「米軍普天間飛行場」の移設に伴う「辺野古地区への新基地建設」の可否が最大の争点・・・・とされている。
現時点で立候補を表明したのは、4人。
(1)仲井真弘多(なかいま ひろかず、現職)
(2)翁長雄志(おなが たけし、那覇市長)
(3)下地幹郎(しもじ みきお、元郵政民営化担当大臣)
(4)喜納昌吉(きな しょうきち、民主党沖縄県連代表)
(1)は、「辺野古推進を公約に明記して選挙戦を行う」と、選対関係者が明らかにしている。
(2)は、「(昨年12月の)現知事の承認は公約違反」であり、「辺野古に新基地はつくらせない」として出馬表明した。
(3)は、「県知事選後、半年以内に県民投票を行い、知事としてその結果を尊重する」と語る。
(4)は、「現知事の承認撤回を実行する」と言う。
9月26日付け「沖縄タイムス」社説は、「なんでそうなったのか」と題し、混沌たる現状を批判して、次のように記事を結んだ。<知事の政策、方針転換などが、日米の取り組みに影響を与え状況を変えていった。(中略)選挙で選ばれた知事の力は決して小さくない。>
最新の世論調査やマスコミ各社の取材を総合すると、それぞれの得票数の予想は次のとおり。
(1)は、30万票余り。
(2)は、17万票。
(3)は、中小の建設業界を手堅くまとめ、6万票。
(4)は、1万票以下の泡沫。
新基地建設に対する県民の反発は強い。政府・自民党にとって厳しい選挙戦になることが見込まれる。
さらに、自民党に追い打ちをかけるのが那覇市長選挙だ。
この選挙は、翁長・現市長が県知事選に出馬するため、知事選と同じ日に実施される。
自民党沖縄県連は、本部と慎重に選定してきたが、有力候補だった翁長政俊氏が「自民系市議からの支援が得られない」と出馬を固辞した。
翁長・現市長側の後継としては、城間幹子・現副市長が出馬を表明している。
□本誌取材班「混乱きわめる沖縄知事選 最大の争点は辺野古」(「週刊金曜日」2014年10月3日号)
↓クリック、プリーズ。↓
【参考】
「【佐藤優】名護市議選で辺野古反対が勝利 ~対決姿勢強める沖縄~」
「【佐藤優】沖縄に対する侮辱 ~マグルビー在沖米総領事発言~」
「【佐藤優】集団的自衛権、憲法改正 ~ウクライナから沖縄へ(4)~ 」
「【佐藤優】スコットランド、ベルギー、沖縄 ~ウクライナから沖縄へ(3)~ 」
「【佐藤優】遠隔地ナショナリズム ~ウクライナから沖縄へ(2)~」
「【佐藤優】ユニエイト教会 ~ウクライナから沖縄へ(1)~ 」
「【竹富町教科書問題】法改定で単独採択可能に ~予断を許さず~」
「【古賀茂明】竹富町「教科書問題」の本質 ~原発推進教科書~」
「【片山善博】文部科学省の愚と憲法違反 ~竹富町教科書問題~」
「【佐藤優】「民族問題」と化した辺野古移設強行 ~構造的沖縄差別~」
「【佐藤優】沖縄をネズミと見なす中央政府への激しい異議 ~自民党の強権発動~」
「【政治】自民党パワー・エリートが中、韓、沖縄と問題を起こす ~麻生ナチス発言~」
現時点で立候補を表明したのは、4人。
(1)仲井真弘多(なかいま ひろかず、現職)
(2)翁長雄志(おなが たけし、那覇市長)
(3)下地幹郎(しもじ みきお、元郵政民営化担当大臣)
(4)喜納昌吉(きな しょうきち、民主党沖縄県連代表)
(1)は、「辺野古推進を公約に明記して選挙戦を行う」と、選対関係者が明らかにしている。
(2)は、「(昨年12月の)現知事の承認は公約違反」であり、「辺野古に新基地はつくらせない」として出馬表明した。
(3)は、「県知事選後、半年以内に県民投票を行い、知事としてその結果を尊重する」と語る。
(4)は、「現知事の承認撤回を実行する」と言う。
9月26日付け「沖縄タイムス」社説は、「なんでそうなったのか」と題し、混沌たる現状を批判して、次のように記事を結んだ。<知事の政策、方針転換などが、日米の取り組みに影響を与え状況を変えていった。(中略)選挙で選ばれた知事の力は決して小さくない。>
最新の世論調査やマスコミ各社の取材を総合すると、それぞれの得票数の予想は次のとおり。
(1)は、30万票余り。
(2)は、17万票。
(3)は、中小の建設業界を手堅くまとめ、6万票。
(4)は、1万票以下の泡沫。
新基地建設に対する県民の反発は強い。政府・自民党にとって厳しい選挙戦になることが見込まれる。
さらに、自民党に追い打ちをかけるのが那覇市長選挙だ。
この選挙は、翁長・現市長が県知事選に出馬するため、知事選と同じ日に実施される。
自民党沖縄県連は、本部と慎重に選定してきたが、有力候補だった翁長政俊氏が「自民系市議からの支援が得られない」と出馬を固辞した。
翁長・現市長側の後継としては、城間幹子・現副市長が出馬を表明している。
□本誌取材班「混乱きわめる沖縄知事選 最大の争点は辺野古」(「週刊金曜日」2014年10月3日号)
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【参考】
「【佐藤優】名護市議選で辺野古反対が勝利 ~対決姿勢強める沖縄~」
「【佐藤優】沖縄に対する侮辱 ~マグルビー在沖米総領事発言~」
「【佐藤優】集団的自衛権、憲法改正 ~ウクライナから沖縄へ(4)~ 」
「【佐藤優】スコットランド、ベルギー、沖縄 ~ウクライナから沖縄へ(3)~ 」
「【佐藤優】遠隔地ナショナリズム ~ウクライナから沖縄へ(2)~」
「【佐藤優】ユニエイト教会 ~ウクライナから沖縄へ(1)~ 」
「【竹富町教科書問題】法改定で単独採択可能に ~予断を許さず~」
「【古賀茂明】竹富町「教科書問題」の本質 ~原発推進教科書~」
「【片山善博】文部科学省の愚と憲法違反 ~竹富町教科書問題~」
「【佐藤優】「民族問題」と化した辺野古移設強行 ~構造的沖縄差別~」
「【佐藤優】沖縄をネズミと見なす中央政府への激しい異議 ~自民党の強権発動~」
「【政治】自民党パワー・エリートが中、韓、沖縄と問題を起こす ~麻生ナチス発言~」