(1)小菅啓嗣・東京電力元幹部社員の経歴。
(a)東電社員時代・・・・報酬1,000万円~2,000万円(推定)、退職金数千万円。
①福島事務所長のとき、プルサーマル導入を働きかけた。
②立地部長のとき、原発施設の建設業務に携わった。
(b)退職後、東電子会社に天下り
①東京リビングサービス社(当時東京リ社)社長・・・・報酬2,000万円以上(推定)。
②ニューテック(原発警備会社)監査役。
(2)(1)-(b)の業務など
①に小菅啓嗣が社長を務めたのは、1999年から2005年まで。東京リビングサービス社の業務は、「厚生施設、社宅」などの管理業務のほか、「労働者派遣」や「警備業」など多数。取引先は東電関連。原発への労働者派遣や原発警備を行っている(推定)。
小菅啓嗣が白川司郎・東京リビングサービス社会長が実質経営する②(ニューテック)の監査役となったのは、2010年5月。同社は原発警備を行う。青森県作成の資料によれば、核燃料サイクル施設の「関連業務」を行う会社として紹介されている。ニューテックは、また、東電、青森県、むつ市が共同出資した原発警備会社「六ヶ所原燃警備」を設立し、日本原燃から受注している。
(3小菅啓嗣・ニューテック監査役の周辺には原発利権が漂う。「週間金曜日」は、白川司郎・東京リビングサービス社会長を「大物フィクサー」と紹介した【注】。
これに対し、白川会長が、「大物フィクサー」などの表現は名誉毀損にあたる、と田中稔・ジャーナリストを提訴した。
小菅啓嗣は、提訴直後の2012年6月、ニューテック監査役を辞任した。
【注】田中稔「最後の大物フィクサー」白川司郎氏 東電原発利権に食い込む」(「週間金曜日」2012年12月16日号)
□三宅勝久(ジャーナリスト)「原発スラップ訴訟第7回口頭弁論 豊かな東電人生紹介」(「週刊金曜日」2013年3月29日号)
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(a)東電社員時代・・・・報酬1,000万円~2,000万円(推定)、退職金数千万円。
①福島事務所長のとき、プルサーマル導入を働きかけた。
②立地部長のとき、原発施設の建設業務に携わった。
(b)退職後、東電子会社に天下り
①東京リビングサービス社(当時東京リ社)社長・・・・報酬2,000万円以上(推定)。
②ニューテック(原発警備会社)監査役。
(2)(1)-(b)の業務など
①に小菅啓嗣が社長を務めたのは、1999年から2005年まで。東京リビングサービス社の業務は、「厚生施設、社宅」などの管理業務のほか、「労働者派遣」や「警備業」など多数。取引先は東電関連。原発への労働者派遣や原発警備を行っている(推定)。
小菅啓嗣が白川司郎・東京リビングサービス社会長が実質経営する②(ニューテック)の監査役となったのは、2010年5月。同社は原発警備を行う。青森県作成の資料によれば、核燃料サイクル施設の「関連業務」を行う会社として紹介されている。ニューテックは、また、東電、青森県、むつ市が共同出資した原発警備会社「六ヶ所原燃警備」を設立し、日本原燃から受注している。
(3小菅啓嗣・ニューテック監査役の周辺には原発利権が漂う。「週間金曜日」は、白川司郎・東京リビングサービス社会長を「大物フィクサー」と紹介した【注】。
これに対し、白川会長が、「大物フィクサー」などの表現は名誉毀損にあたる、と田中稔・ジャーナリストを提訴した。
小菅啓嗣は、提訴直後の2012年6月、ニューテック監査役を辞任した。
【注】田中稔「最後の大物フィクサー」白川司郎氏 東電原発利権に食い込む」(「週間金曜日」2012年12月16日号)
□三宅勝久(ジャーナリスト)「原発スラップ訴訟第7回口頭弁論 豊かな東電人生紹介」(「週刊金曜日」2013年3月29日号)
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