みみのアンテナ

得た情報を発信・また受信したい

合同慰霊祭

2013-11-19 23:28:50 | イベント

姉の葬儀を行った、葬儀屋から合同慰霊祭を行うと案内のハガキが届いていた。

それが今日だった。

「去年1年間で、1575名の方々をお見送りさせて頂きました、本日は75名の方の御霊を

お呼びしました」

こんな、プロ集団の人たち・・・・やはり、上手いね!

おくりびとからのメッセージと称して、著名人の語り、小説の一文、物語の中の死者との

関わり、また実際肉親や伴侶を亡くした人の便りを匿名で紹介していた。

印象に残ったのは、瀬戸内寂聴さんの「忘却」という本(?)から、「運命とは受け止めなければ、生きていけない」

これは何事にも通用する言葉である。

また、家族が嘆き悲しんでいると、「もうすぐ会えるから」と言ったそうだが、この家族の死期が近いとも取れるし、

嘆かずにまた会えるから、

永遠の別れではないよということなのであろう。

メーテルリンクの「青い鳥」のチルチル・ミチルが “思い出の国” に行ったとき、自分たちのおじいさんとおばあさんに、

「ここで何をしているのですか」と尋ねると、「ずっと寝ていたよ、お前たちが来てくれたのでやっと起きれたよ、またきておくれ」

青い鳥は真剣に読んだ記憶はないので、覚えてないが奥深い、想像豊かにできるシーンだ。

あの世の100年は、この世の1秒だと・・・誰が計ったのか知れないが・・・・

一番いい取り組みは、大型テレビ画面に24年の御霊と、亡くなった人を月ごとに紹介して何度も流していた。

改めて目頭を押さえていた人がいた何人も・・・

上手い演出だ・・・

食事がついて、お土産、とお花を頂いて帰宅、臨席の人と意気投合携帯番号を教えあう。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿