みみのアンテナ

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稼ぎの良い子供タレントの親は・・・

2010-08-24 23:35:07 | Weblog
我が姉は食事・トイレ・洗面・入浴そして通院以外はベットで過ごす。
必然的にテレビの番人となる。

私より世間の動きを早くキャッチしているのは確か。

先日、買い物から戻った私に
「直江兼次の番組で子役した子ねぇ、何て言ったかね名前」
と姉が言い始めた。

「エコカーの宣伝に出てる子やね・・何とか清四郎よ」
苗字が思い出せない。

兼次の子供時代を演じた時は、今より小さいから仕方ないが、
それでも舌足らずな発音で、聞き取れない台詞があったようだと
記憶している。

今はエコ減税で、「補助金も・・・」が
「ホジョキンもでなく、ホチョキンも」に聞こえて仕方がなかった。

○○清四郎だけでも話は通じるから構わないが、なんだか糞詰まり
のようですっきりしない。

ネットで調べて「カトウセイシロウ」君だと分かった。

その有名な子役のテレビの話題を、私に知らせてやろうと姉が
教えてくれた。

そのセイシロウ君のコマーシャル出演料が、1千万円とのこと。
ネットでは、年収が2千万だと表示されていた。

国会議員1年生が、2千万円と云うからたいしたものである。

こんな話を聞くと、ずっと以前「ケーキ屋ケンちゃん」という
ドラマの主役のケンちゃんを務めた子役のことを思い出す。

今思えばかなりの収入であったと、大人になったケンちゃん役の、
その後の転落人生を「いつみても波乱万丈」的な形で
紹介があった。

ケンちやんの実の両親は、子供の稼いだお金を上手に
運用することが出来なかったのである。
父親は愛人を作り、両親は離婚となり家庭は崩壊。

そのうち、番組出演もなくなり収入も途絶えた。
多くの金銭を稼いでくれた子供が、将来生きていくために貯蓄を
せず、両親が好き勝手に使ってしまったのである。

ケンちゃんは「死」をも考えた時期があったようである。

安達祐美の子役時代は年収は8千万円だったとかで、この両親も
離婚している。
母親は娘の稼いだお金800万円をかけて、全身美容を行った
そうである。

若い男性と結婚したが為に、そんな欲望が生じたのであろうが、
「自分の稼いだお金でないのに」と、姉は眉を曇らせていた。

セイシロウ君の両親はどうであろうか!
ケンちゃんのように奈落に落とさないように、しっかり
将来を見据えてやって欲しいと、フアンではないし応援している
わけでもないが、心配はしている。

「ホチョキンも」は最近は「ホジョキンも」と聞こえている。



検査入院

2010-08-11 00:50:03 | 医療・治療
2泊3日の検査入院が終わり、退院した姉は「異常はありません」といわれ、迎えにきた嫁と子供達と私とで病院近くの
和風割烹で食事をすることになった。

この店は、昼間は家庭料理としてメインを肉か魚かで選べる
昼食タイムを設定していて、
入店するとサラリーマンやOLが食べに入っていた。
量的には、殆んど食べれなくなっている姉だが、
心気くさい病室から開放され、しかも子供達にパワーを
貰ったせいか、少しずつ箸をつける元気が出ていた。

それにしても、ペット検診というのもいい加減だ。
ペット検診は、ブドウ糖を
(よく分からないが、それにプラスするものがあるのだろうが・・・)
点滴しながら全身を造影する。
癌がその特殊な液を好んで光を発散する。
だから光っている部位が癌のある場所?らしい。

消化器内科のDR,は「・・・のときでも、光ますからね」
 何のとき?だったか聞き漏らした。

ペット検診について、認識が違っていようがいまいが、姉は
大腸癌にはなっていなかったし、転移もなかった。

食欲もムラがある。
「今日は良く食べた」と言っても、好きな刺身を1人前には
達せずの量と、それに見合う米飯の量である。

60キロの体重をず~っと保持していた姉の体重は、
すでに46キロになっている。
尋ねてくる知人には
「大腸検査なんか2度としない、熊手で掻きだすように痛くて
 胃の付近まで内視鏡は上がってきたみたい、
 動いたら2人がかりで押さえつけられたよ」
と立腹しきり。

「お姉さん怒る元気があるからいいよ」と義姉に言われていた。

イレッサと一緒に退院した・・・

2010-08-04 01:18:40 | 医療・治療
姉は7月15日に退院した。

14日に外来と病棟の主治医2人から、説明を受けた。

「肺ガンは小さくなっています。全体に良い影響があるから、
あとは自宅に戻られて静養しながら、徐々に食欲も戻るでしょうから、
何をされてもいいですよ」という嬉しい説明だった。

退院すれば、本人の体力と相談しながらドライブもいいか尋ねると、
可能だという。
姉は俄然「関門の国民宿舎に行きたい」と言いだした。

今は名前は「海峡ビュー」に代わっているが、景色が良いらしい。
料理も注文すればふぐ料理ができるようだ。

だが、退院して介護ベットの世話になり、食事とトイレとシャワーの時しか
起き出して来ない姉を見ていて、帰省して来るまで
「どこかに連れて行きたい」と言っていた嫁は、口を閉ざしてしまった。

イレッサにはイロイロな副作用がある。
誰にでもあるのが、下痢と腹痛とのこと。
肝臓の悪くなる人もいるらしい。

だが姉には下痢はなし。
それどころかひどい便秘に悩まされている。

それは一日3回服用している、痛み止めの副作用である。

入院中便秘解消の浣腸ではないが、カプセルの挿入をしすぐに解消。
トイレまで間にあわず、下履きを処分する羽目になった。

自宅に戻って、やはり便が出ずにそのカプセルを使うようにしたが、私は
しばらくトイレに座ってみてと言った。

29日は退院後初の通院だった。

肝臓が悪くなっていた。
イレッサの中止となり、肝臓を元気にする薬の投与となった。
ウルソという名前である。

イレッサの中止は私が心配になった。
また癌が暴れ出すとどうなる?
「DR,は癌が悪さをして、腰にも転移している」という言い方なので、
きっと暴れると言うであろう。

サプリメントを姉に摂取して貰うので・・・というと、
主治医は次回は1週間後の通院なので、少し待って貰いたい。
イレッサをストップして、どんな状態か比べられないのでということだった。

早い話が、臨床対象としての材料になるからであろうかと想像がつく。
そしてこの日、主治医はペット検診のとき腸にもひかるものがあったので、
消化器内科に回って貰いたいと言う。

私は、ペット検診の結果腸や胸椎もひかるところがあると聞いていたので、
驚かなかったが、姉は耳が遠くなっているので、その説明は入ってなかった
のだと思った。

わざわざ、ここにも転移があるそうなと、私が確認がてら念押しするのは
控えていた。
嬉しい内容ではないので、本人のショックの上塗りは控えるべきと思って
いるからである。

消化器内科では、大腸の内視鏡検査の予約が入った。
前日から2リットルの水分を摂取するように指示があったので、私の管理
では無理だと判断したので、検査入院をお願いした。

姉は立腹したが、そうすべきだと強引に決めた。
4日~6日が検査入院。

保険の点数とかで、医療改正では入院して同時に他科の受診は、
出来なくなっているそうである。
どんな重篤な病であってもか!

おちおち病にもなれんわ。

私は癌保険に入った。