姉は2週間に一度検診に行っている。
もちろん私は付き添いをする。
9月は2度目の検診である。
主治医より血液検査もレントゲン結果も安定していると、お墨付きを貰った。
特に腫瘍マーカーは、その都度数値が下がっているそうである。
レントゲンも癌細胞は小さくなっていると説明があった。
退院してすぐの検診のとき、イレッサの副作用で肝臓がダメージを受けている
と言われ、イレッサを1週間中止して肝臓の薬を服用した。
1週間でも姉に効いているイレッサを中止するのは、少し不安だったが
治療上仕方がないかと思うようにした。
1週間後の検査結果、肝臓は随分元気を取り戻していると云うことで、イレッサの
服用が元に戻った。但し一日おきである。
入院するまでは、腰にも転移していて腰痛を訴えていたが、オキシコンチンという
痛み止めで今は緩和されている。
腰は放射線治療を受けた。
当然人の症状により違うだろうが、姉は10回照射を受けた。
よく耐えた。
亡くなった2番目の姉は、2~3度の放射線治療でゲロゲロいい、結局その治療は
拒否した。
この姉の時は、まだイレッサ治療は未知のものだった。
2番目の兄の時はイレッサの登場があり、使用したが副作用で中止となった。
この頃はイレッサの整理や検証がなく、副作用で命を縮めた人が多くいたそうである。
今は整理され、遺伝子検査があり合う人とそうでない人がいるとのことで、姉は
イレッサが合うと判定がでたのである。
同じ兄姉でも、イレッサの合う合わないがあるというのに興味がそそられた。
同じ病気なのにである。
少し食欲に気持ちが向き始めた姉の元気を願って、仏壇で手を合わせる。
そして「まだ迎えに来たらいけんよ」と願うのである。
もちろん私は付き添いをする。
9月は2度目の検診である。
主治医より血液検査もレントゲン結果も安定していると、お墨付きを貰った。
特に腫瘍マーカーは、その都度数値が下がっているそうである。
レントゲンも癌細胞は小さくなっていると説明があった。
退院してすぐの検診のとき、イレッサの副作用で肝臓がダメージを受けている
と言われ、イレッサを1週間中止して肝臓の薬を服用した。
1週間でも姉に効いているイレッサを中止するのは、少し不安だったが
治療上仕方がないかと思うようにした。
1週間後の検査結果、肝臓は随分元気を取り戻していると云うことで、イレッサの
服用が元に戻った。但し一日おきである。
入院するまでは、腰にも転移していて腰痛を訴えていたが、オキシコンチンという
痛み止めで今は緩和されている。
腰は放射線治療を受けた。
当然人の症状により違うだろうが、姉は10回照射を受けた。
よく耐えた。
亡くなった2番目の姉は、2~3度の放射線治療でゲロゲロいい、結局その治療は
拒否した。
この姉の時は、まだイレッサ治療は未知のものだった。
2番目の兄の時はイレッサの登場があり、使用したが副作用で中止となった。
この頃はイレッサの整理や検証がなく、副作用で命を縮めた人が多くいたそうである。
今は整理され、遺伝子検査があり合う人とそうでない人がいるとのことで、姉は
イレッサが合うと判定がでたのである。
同じ兄姉でも、イレッサの合う合わないがあるというのに興味がそそられた。
同じ病気なのにである。
少し食欲に気持ちが向き始めた姉の元気を願って、仏壇で手を合わせる。
そして「まだ迎えに来たらいけんよ」と願うのである。