まだ2日しか経ていないが、ハナちゃんを亡くして落ち込んでしまった。
ハナが息を引き取った場所の、私のノートパソコンの台のミニテーブルは、
獣医さんよりお供えの、花束と写真と毛髪とを飾っている。
写真帳も置いている。
ペットロスと言われているようだが、いわゆるペットを亡くした人が精神的に
落ち込む心理状態であろうかと思われる。
私はまさしくそうだ。
ハナちゃんの写真を見て、毛にさわる・・・・生きていたときのあのときの感触
が蘇りこみ上げるものがある。
そして、「ハナちゃん ハナちゃん 苦しかったね」とつぶやいている自分が
悲しくて仕方がない。
(かって、両親や姉を亡くしたときでさえ、これほど悲しまなかったと記憶
している)
外から帰宅したときは、「ハナちゃん、ただいまー」と声かけしていたが、今日も
「ハナちゃん、ただいまー」を言ってしまった。
病院通いに使った篭は、すぐに通院できるように玄関に置いていたが
袋を掛けて保管した。
もう猫は飼わないことにしたので、本来ならこの篭は不要のはずなのに。
現在は動物も長生きするので、飼い主は年を重ねては飼わない方が良いかもしれない。
現に我が猫も、最初の貰い主も飼い主も60代で逝ってしまったので、私が
養い親になったのだが、私が今から20年以上生きるかも知れない猫を、
飼うのは無理であろう。
ハナが死んだとき、日頃から裏庭に埋めようかと考えていた。
義姉から、心が残ることと、虫も湧くので辞めたほうがいいと言われ、
では動物管理センターで引き取って貰うかと、Telして聞いてみた。
「土~祝は休みなので、ドライアイスでも入れて外に出して置けば?
だから、火曜日に来て」
ちなみに、他の動物も(犬等)一緒に焼くので、骨は戻りません。
猫ちゃんなら、2,000円位かな・・・・火葬代のことである。
何だか、心がない!
義姉が探してくれた動物霊園は10.500円で、合同の墓地になる。
「納骨が済みましたら、連絡しますのでお参りにきてやって下さい」
結局そうか!
なんでも商売、でなくば事務的!どちらを選ぶか?
やはり、埋めてやっても良かったか・・・時々ハナちゃんのその場所で
座り込むことも出来るので。
午前中も掃除の時間に、写真の前でたたづみ心の中で、
“ハナちゃ~ん会いたいよ~”と泣いてしまった。