社会福祉協議会より派遣されて、介護サービス相談員として月に2回、施設訪問をしている。
その相談員になると、3ヶ月に一度連絡会や、勉強会、視察研修などがある。
視察研修のとき、となりの席になった人とよく喋り、その人と同じ年齢だということが分かり、互いに
年齢や名前も知る距離になった。
もうひとり別な若い人とも、お話するようになり最近初めて電話でお話した。
仮に前記に登場した人をAさんとしよう。
あとの若い人はBさんである。
Bさんはひょんなことから、Aさんからさげもんを作ってもらう機会を得た。
手芸はなんでもするというAさんに、私も下げもんを作ってもらうことにした。
25年くらい前、当時福岡に住んでいたとなりの家で、会計報告があると言う事で、お隣さんに
集まった。
そのとき、鴨居に下げていたのが下げもんだった。
聞いたことはあったが、目にしたのは初めてだった。
下げもんは、東北にもあるようだが、九州では柳川のしきたりである。
お雛様の時に下げもんを下げる・・・・何か意味があるのを聞いたことはあるが、思い出せない。
その飾りをみて欲しいと思った。いろいろ飾りも大きさもあるようで、手作りなので金額としても
高額ということも聞いていた。
高いので、欲しくても手が出ない。 ただ夢の彼方であった。
お雛様と関係なしに、単なるインテリアとして欲しいのである。
それがひょんなことから、下げもんが我が家にやってきた。
一つづつの作品に、焦点を当てると 左から ほおずき・童・蕗のとう
明治時代の着物だそうである。
彼女は門司港の旧税関で2人展を開いていた。
なんでも作る人・・・・半プロやね・・・・いや金銭が発生したらプロや
壁の花は切り絵と言っていた。