若い頃手相や、運勢をよく見て貰っていた。
・ 車の運転はしないように。
・ 人の保証人にはならないように。
・ あなたは死ぬまで働く人だ。
何十年も経て、最近よくそのことを思い出す。
当たっている・・・振り返ってみれば・・・
・車の運転は自分の意志でどうにでもなる。
だから、これはペーパードライバー含めて、免許を取得しなかった
のは正解!
私は、めっぽうメカに弱い、おまけに運動神経は鈍い。
自分で物事に過信すると調子に乗る所があるので、事故に
繋がりやすい。
現に自分の自転車技量を過信して、10㌢高い歩道に斜めに
上がろうとして、右側の道路にたたき落ちて、右肘頭骨折をした。
それが、週に一度勤務し始めた職場にいた頃の話しである。
このとき、2ヶ月の病休となった。
・人の保証人になるな・・・
これも、当たっている。
私は、やんごとなく理由で某人の保証人になった。
そして、おおやけどをさせられた。
銀行から、突然
「先様の支払いが滞っています、このままお支払いがなければ、●●の
お手続きを取らせて頂きます」
●●? 何よ、その●●の手続きって?
第一、先様の支払いが遅れているって全く知らないわ。
その何たる手続きを聞いてびっくりした。
私もブラックリストに載るということだった。
その銀行にて、財形貯蓄をしていたので、解約して全額払った。
「保証人さんには、お気の毒です」
何言ってやんでぇ~
そのときはそう、思った。
ところが、その先様はまだ支払いの遅れているのがあった。
突然、裁判所から封書が届いた。
裁判所から封書が来るときは、郵便局員が呼び鈴押して、本人で
あることを確認して、受け取りに押印して帰るのを知った。
そのような事象が、間を置かずにもう一件起きたので、郵便局員は
気の毒というのでなく、苦笑して私から押印をして貰い戻った。
裁判所の文言は、命令口調である。
私は頭も心も動揺して、パニクッていたので鮮明に記憶していないが、
・ ○○円を支払え
・ いついつに出頭せよ
先様が払えないなら、保証人に被って貰おうという算段なのであろう。
始めて、弁護士なるものの門を叩く。
( この弁護士の後日談がある、ムカつく話しだが )
かくて私は、数百万円の支払い義務者となったのである。
一番嫌な時期であった。
叫んでも、どうにもならない状況に、一過性の狭心症を起こしたのも
このときである。
やはり、占いは当たっていた。
次に死ぬまで働くこと。
これは、全く苦にしていない。
喜ばしいと思っている。
少なくとも、認知証にはならないであろう。
寝たきり老人にはならないであろう。
生活が苦しく、病院代が払えないということはないであろう。
現に今、3ヶ所に通院している。
最近は、歯科通院が加わった。
カンロ飴をガリガリ噛んでいたときである。
口の中に、何かが残るのでカンロ飴に異物が混入しているのかと、
思いきや、10数年前に治療していた奥歯の詰め物だった。
これが、本当の歯・は・ハ・ハッである。