テレビのCMで、お魚ソーセージ、ポテトサラダに合うんですよ。
というのを見て、久しぶりにポテトサラダを作ろうと思った。
お魚ソーセージを購入。このソーセージを購入するにあたり、
中学生時代を思い出した。
中学生になってお昼、給食からお弁当になり嬉しかった。
クラスにK野君という人がいた。
彼の弁当のおかずは、毎日お魚ソーセージだった。
半分に切ったソーセージを更に縦半分の大きさに切っていて、それがドバッと
おかずとして入っていた。あとは別なものがちょろちょろ。
私は席が近かったので、思わず聞いてみた。 美味しい? 飽きない?
K野君は「うまいぜ」「ソーセージは俺の希望」と答えた。
実に美味しそう。 私は母にお魚ソーセージを入れて欲しい。小さく切らずに。
後は卵焼き。・・・・と所望した。
あくる日から、私の弁当のおかずはお魚ソーセージと、卵焼き。
美味しかった! あまりにも毎日なので、母はおかず代えようか?という。
今のままでいい。 母は私の弁当作りは、何も考えなくていいので楽だ、と言っていた。
そのうち、ソーセージの味が変わり、美味しくないと思うようになりこのおかずは、我が家から
姿を消した。 どうしてまずくなったのか、猫も食べない。
匂いが鼻につく。それが最近メーカーは、昔の味に戻したようなことを言っていた。
そしてCM。 そうだ、ポテトサラダを作ろう。
お魚ソーセージを購入、野菜の基本的なのが切れている。じゃが芋・玉ねぎ・人参を購入して
葉物を購入。
じゃが芋の保存袋があるので、それに移そうと思った。
開けてみてギョッとした。
すっかり忘れていた、じゃが芋が化けていた。
可哀そうに身を削って、生きようとしたのであろう。
ゴミで出すには、気が引けた。
土に返した。
ポテトサラダには、お魚ソーセージを薄切りにして入れ、残っていたハムも切って入れた。
たっぷり作ったので、お隣さんにもおすそ分けした。
美味しくて満足したポテトサラダだった。