小学校のとき6年間クラス替えはなかった。
変わったのは担任だけである。
2年間ずつ3人担任が替わった。 いずれも女性である。
1、2年のときのTO田先生、3、4年のときのK先生はすでに他界されていると、
同級会のとき、話のタネになっていた。
5,6年のときのK先生は、3、4年のときのK先生と従姉妹同志ということを、
知ったのも、そんな集まりだったかも。
最終学年のK先生には、4,5年前のクラス会にはお呼びした。
とても喜んでおられた。
数々の学校を移動し、大勢の教え子を送り出したであるはずなのに、
先生自身がおっしゃっている。
「不思議と、あなた達のクラスのことは覚えているよ」
〇〇さんはどうしている?・・・・というくらいに。
私は時々先生に元気コールをしていた。 先生は一人者なので・・・・
なので、先生も私のことはよく記憶してくれている。
だが、ここ数年私は自分の姉の病気に付き合っていたので、先生どころではなかった。
姉を送り自分が独居になって、また元気コールをしてみた。
連絡がつかない。
同じ地域に同級生がいるので、見に行って貰った。
「一時入院されていたけど、妹さんに引き取られたらしいってよ」
彼女は、先生の部屋の周辺の住人から、その情報を得てきてくれた。
それで、まあ先生とはエンドかな?
そう思っていた。
だが、昨日のことである、私は先生のマンションの近くに用事があって行ったので、
ちょっと、また何か進展情報が得られないかと寄ってみた。
ここの住人らしき方が入口近くにおられたので、自己紹介をして、私は教え子だと挨拶して、
K 先生のことご存知ないかと尋ねた。
「弟さんに引き取られたらしい」といい、このマンションの管理会社に電話してみたら?
と提案してくれて、管理会社の連絡先の情報を貰った。
翌日・・・・・すなわち今日
管理会社に電話すると、けんもほろろ 「個人情報ですからお教えできかねます」
事情説明して自己紹介をし、連絡先を管理会社として知っているだろうから、
そこに連絡して電話番号を教えて良いかお尋ねしてくれればいいのです。
弟さんは関西にお住まいということは、聞いているが・・・というと、連絡取ってくれた。
5分もせずに、管理会社から連絡が入った。
相手の了承とれたのでと電話番号教えてくれた。
16;00過ぎにかけて欲しいと言われたそうなので、先生は弟さんに引き取られて
デイサービスを利用しているのだな!と想像した。
17:30分過ぎに電話して、弟さんとお話し、「デイに行かれているのですか?」
「今先生とお話しできますか」
すると、「北九州の〇▽◆という去年できた、老人施設に入居しています」
今年90歳になり、昔のことは覚えていますが今は・・・・新しいことは・・・・
と言われた。
先日認知症の研修を受けたとき、85歳過ぎたら5人に1人は認知症になることを、
聞いたので、K先生は多分に認知症になられたのであろう。
近々に尋ねてみようかとは思っている。