新聞は朝日を取っている。
一ヶ月程前、新聞に入っていたチラシの中に、
“ 朝日新聞ご愛読者様特別謝恩企画 ”
宝当神社・乃館参拝と呼子のイカ活き造り定食・おさかな村
4,999円
という企画の参加者募集の案内が目に付いた。
11月23日(祝)
申し込み多数の場合抽選とさせていただきます、の断りを添えて。
町内会で古紙回収するのに、どんな紙でも出して欲しいと呼びかけが有っているので、
新聞が届くと、中身は見ずに抜いて紙袋に放り込む。
それが、このときはこのA4サイズのチラシが目に止まったのである。
申し込みはFAXか封書でと決められていた。
私はFAXで申し込みをした。
この案内企画が2回入っていた。
あまり申し込みはないのだな?と踏んでいた。
締め切り数日後、「厳正な抽選結果、当選致しましたのでお知らせします」
の連絡が入り、旅行費の集金日も問い合わせてきた。
面白いことに、集金にきたとき始めから1円を出していた。
参加に当選したとき、すぐに姉の顔が浮かんだ。
朝8:30分出発~18:30分帰宅なら、姉の所には行かれない。
一日も姉の病室を覗かない日はないので、少し気になった。
姉にその話しをすると「うん、行っといで」と言ってくれたので、安心した。
前日いよいよ「明日は来られないからね」と念を押すと「寂しいね」と言う。
個室でなくて良かったと思った。
さて23日当日になった。
バスに乗り込むと、朝日の添乗員さんが、挨拶のとき700名の申し込みがあったと、
言う。
募集したときは35名だったが、多いので増やしたのであろう、バスは3台になっていた。
始めに宝当神社。
海上タクシーで高島という島に渡る。 その島に目指す神社はある。
数台のタクシーがあり、別れて乗り込む。
私が乗った海上タクシーの船は12名乗りで、名前は “宝丸”
ガイドさんが猫が多い島だと言っていたが、チンチラのあいの子みたいな猫達が
売店の回りをウロウロしていた。
売店には、宝当袋なる縁起物の袋を売っていて、その袋を持って神社でお参りし、
買った宝くじを、その袋に入れて西の方角に置いておくと、御利益があるとか。
袋は黄色の巾着になっていて、宝当と縫い込み刺繍が施している。
2,000円、2,500円、3,000円と3種類の袋が売られていた。
どれを買っても、あたるチャンという猫が巾着袋に接触すると、当たりの出る人が多い
と言って、招き猫みたいに座っている猫の背中に、巾着をチョチョット押しつけて包装
してくれるのである。
だが猫だから、いつもそこにはいないかも・・・
猫の名前は、新聞に紹介されている記事が店に貼っていたが、それにはまるちゃんと
付いている。
手前の猫があたるチャンである。
一度は訪れてみたいと願っていた宝当神社・700名の中から抽選に当たった事実・
乗り込んだ船は宝丸・出会った猫
さい先いいよ~
明日からジャンボ宝くじの発売というので、この袋を持って買いに行こうか!