散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

閉店80

2009年03月21日 16時37分11秒 | 写真館

大通りにあるレストラン「F」が3月29日で閉店するらしい。いろいろな問題があったこともあるだろうし、ファミレスという業態が最近かなり苦しいということと同じことなのかもしれない。

20090321ギャラリー巡り

2009年03月21日 16時01分51秒 | ART
本日はミヤシタ→テンポラリー→北大総合博物館→ギャラリーエッセ→三越→らいらっく→CAI02の7か所。

■ギャラリーミヤシタ「守分美佳展」。色彩中心の抽象画。色もいいし、表面の質感もいい。これを見て「四色問題」のことを思うのは私だけ?

■北大総合博物館「テエタシンリッ テクルコチ」。えーと、後ろから4文字目の”ク”は小さい”ク”である。多分、アイヌ語の発音に極力忠実に書くとそうなのだろう。サブタイトルに「先人の手あと 北大所蔵アイヌ資料-受けつぐ技-」とあるように、所蔵する資料とそれを複製した作品を並列展示したものだ。制作してみて初めてわかることもあるようで、単にレプリカを作ったのではなく、一つの技術を引き継ぐという思いを込めたものらしい。

展示はこんな感じ。下が資料で、上が現代作家の複製。合わせて製作用の資料も展示されている。



その他に砂澤ビッキを思わせるような木製昆虫もあった(現代の作品)。



その他、博物館には多くの化石などもあるので、お好きな方はぜひ。下の写真は、歌志内の炭鉱で発掘された亀の化石。当時あの辺は海だったのだ。



■ギャラリーエッセ「北川智浩作陶展」。白磁の作品だが、青というか緑というか微妙な色をしていて、なかなか美しい。特に大皿が目に付いた。パーティーなんかで使うと、清潔で華やかな感じがしそうだ。

■らいらっくぎゃらりー「松本早苗展」。以前、近美の「北海道の水彩画」でいい風景画を描くなあと思っていた人の、小さいながらも個展が開かれた。このギャラリー、日祝と開いていないため今日しか見ることができないのだが、来てよかった。”どこが”と具体的に指摘できないのだが、オホーツクの雰囲気を非常によく表した作風だと思う。

■CAI02「触覚的存在/風景」。会場の壁にオープニングパーティの様子を描いたものらしい。その瞬間を描きとめた壁画のような雰囲気だ。酒を飲んでいるようなのに、真面目な顔があまりにも多いのが印象的だ。

20090321最近読んだ本

2009年03月21日 12時32分28秒 | 読書
ブログのテンプレートを変えてみた。カスタムテンプレートを選択すると、ブログページにアクセス数とランキングが出せるからである。しかしいつも不思議に思っているが、こんなのを100人以上の人が読んでいるのか…。

■「ミュータント傑作選」R・シルヴァーバーグ編
液体人間、超進化した蟻、すべてを記憶する人などクラシックなミュータントが大集合。

■「ポオのSF Ⅰ」「同 Ⅱ」E・A・ポオ
現代に生きる私から見ると”亜”科学としか言いようのないサイエンス・フィクション。もちろんそれが悪いわけではなく、1800年代の宇宙論は面白い。もちろん冥王星は発見されていないし、小惑星も8個しか見つかっていないのだ。

■「アトムの子ら」ウィルマー・H・シラス
放射線により突然変異し、常人をはるかに超える能力を身につけた子供たちの話。才能が受け入れられない悩みと、仲間に出会った時のほのぼのした感じが、非常に人間的。

以下、図書館の2冊
■「日米野球裏面史」佐山和夫
ベーブルースとゲーリッグが来日して、沢村栄治と対決したのだけが有名だが、そのほかにも女子野球チーム、ニグロリーグが来日しているのだ。なかなか興味深い本だった。

■「うまくなる! 卓球」佐藤正喜
私、かつて卓球をしており、全日本に出ている人レベルの試合を見たこともあるのだ。一般の人には全然わからないと思うが、私の心に残る卓球名勝負をご紹介しよう。

1.渋谷浩vs楊玉華
日本の誇るカットマン渋谷vs世界選手権ダブルス3位の経歴を持ち、日本に留学してきた楊玉華の対決。確か初めて対戦したのは、インカレの団体戦だったと思う。このときは団体戦の流れもあるせいか、渋谷の勝利。しかしそれ以降、一度も渋谷が勝ったことはないと思う。中国の留学生おそるべし! となる最初の人物が楊玉華であった。

2.渋谷浩vs信田
のちに全日本を制する渋谷と、北海道の誇る天才プレイヤー信田の対決は面白かった。渋谷のカットを表ソフトで楽々とドライブする信田。あまりの凄さに、全然関係のないおばちゃん達が集まってきて、判官びいきもあってか信田に大声援。結局は渋谷が2セット連取して勝ったものの、これは名勝負だった。後に渋谷の父(コーチ)が、「ああ、信田な」と力を認める発言をしていたのも想い出深い。

3.松下・渋谷vs東北福祉大ペア(佐々木? もう一人誰?)
記憶で書いているので、名前が思い出せず申し訳ない。確か全日本学生で、東北福祉大のペアはシングルスでは両者とも1回戦負け。しかしダブルスが奇跡的にかみ合って、バッタバッタと強豪をなぎ倒し決勝に進出。これまた判官びいきで東北福祉大ペアに声援が集まった(結果は松下・渋谷の勝ち)。

東北の学生連盟幹事長が、活躍を喜びながら「おれ、いつになったら帰れるんだろう」とこぼしていたのが印象的だ(関東勢が圧倒的に強いので、東北・北海道はすぐ負けてしまうのが普通なのだ)。

4.渡辺満vs大平
これは確か専修大学の同門対決。後輩ながらドライブのパワーで大平が圧倒するとの予測を、天才というか変態(失礼)、渡辺の卓球が打ち崩した。普通は前陣速効型の渡辺だが、攻撃型同士で対戦しすると大平の勝ちは揺るがないのだろう。誰も試合結果に興味を持っていなかったはずだ。

ところが限りこの試合に限り、渡辺がカットマンに変身。しかも攻撃にカットを混ぜるのではなく、100%カットマン。あっと驚く観客。大平ってカット打ちが苦手なのか? 競りに競ったとはいえ、3対2で渡辺の勝ち。これはいいもの見せてもらいました。

三連休なので、やらかすよ

2009年03月20日 22時58分31秒 | 飲み歩き・琴似界隈
仕事の心配もなく、三連休に突入。最近は祝日=月曜日ということが多くなったので、金曜日の祝日は久しぶりだ。ギャラリー巡りを終えて、まずはすすきのの「C」へ。1杯目ウィスキーソーダ、2杯目マール。

マールを飲みだした時に、マスターが「入荷しました」と山崎のシェリーカスクを出してきた。今日の私は次があるので、2杯で終了なのである。もっと早く出してもらえませんか!

琴似に移動し、洋食店「OC」へ。今日はオードブルのコースということで、どんなものが出るのか楽しみだ。飲み物は白ワインを注文する。

1品目は焼き牡蠣のバターソースだ。厚岸産の牡蠣にガーリックバター味の、しかしあっさりしたソースをかけて食べる。うーん、白ワインとの相性もよろしい。

2品目はタコのマリネ。タコ足の直径が4センチ位あるだろうか。立派なタコがこれもワインに合う。



続いて生ハムのサラダともち豚のロースト(芽キャベツ、ブロッコリー、ジャガイモ)が来た。これはオードブルというよりはメイン級である。豚肉は柔らかく、味わいもある。野菜がたくさんあるのも嬉しい所だ。



続いて真鯛のソテー。多分、バルサミコのソースかな? 白身のさっぱりした味、しかし身はしっかりしている感じ。最後に菜の花とホタテのパスタを食べて終了。食べる方に興味が行ってしまい、飲み物は赤ワインを1杯だけ追加したのみであった。



この店、かかっている音楽が70~80年代の洋楽ばかりだ。これに触発されて、久々にカラオケへ。以下、歌った曲。

1.デッド・エンド(ゴダイゴ)
2.ステイン・アライブ(ビージーズ)
3.ルック・オブ・ラブ(ABC)
4.エブリ・ブレス・ユー・テイク(ポリス)
5.ストレンジャー(ビリー・ジョエル)
6.ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマスタイム(バンドエイド)
7.ミスター・ロボット(スティクス)
8.ロックバルーンは99(ネーナ)

以下、邦楽なので省略。

1曲目は日本の曲なのだが、以前、当ブログで「カラオケがないものか」と嘆いたところ、ゴダイゴファン氏から「ありますよ」と教えられていたものだ。大喜びで選曲したものの、思ったより難しく、もう少し練習が必要である。

2曲目は最近コマーシャルで流れているのを聞いて、気になっていたもの。7曲目は歌詞が興味深く、意外な名曲。8曲目はドイツ語バージョンだったので、全く読むことができず敗北。

20090320ギャラリー巡り

2009年03月20日 16時49分43秒 | ART
本日は、時計台→道新→たぴお→富士フィルムフォトサロン→大丸→札幌市写真ライブラリー→教育文化会館→札幌市資料館→コンチネンタル→大通→ウェストフォー→三越→スカイホール→さいとう→ivory→ARTスペース→NEW STAR→趣味の郷の18か所。

■時計台ギャラリー「第8回サッポロ未来展」。

宮地明人「Paradox[A]」:最近の人物の描き方に疑問を持っていたのだが、それをぶち抜く作品だ。何となく魂の抜けたような女性がリアルに描かれ、その後ろに背後霊のような不気味な人が…。これは面白い。
村山之都「baby youth」:子供の顔を写真パネルのように何人分も配置した作品。タッチはいつもながら、変化が感じられる。

宮下倹「帰宅」:表情の見えない女性が、自室で電気ストーブに体を寄せている。その他2作品も顔が見えない人物を描いており、人間の関係性を考えさせる。
吉田浩気「墓」:床に傾けて配置した作品なので、なんだか地下に引き込まれるような感じ。光る小虫が乱舞しているのも、綺麗でもあり、恐ろしくもあり。
鈴木秀尚「空は低く」:他の2作品とともに、具体的なものをほとんど描かない風景画。色彩に納得させるものがある。

■教育文化会館「ゴッホが愛した歌川派浮世絵展」。展示されていた浮世絵は、時代が良く分からないが、色彩が鮮やかに残っているものが多かった。一見の価値あり。受付のおばちゃんに必ず「講演会いかがですか」と誘われるので、心構えを。何しろ一般公演4000円、特別講演がさらに4000円(今、予約すると半額ですと言っていた)なのである。

■札幌市資料館「漂う涅槃と王様」。別室であやしい展示をやっていることもあり、「宗教系?」と思ったらまともな展示であった。

齊藤枝里「sarucophagus」は木製パネルに金属を埋めて、表面をボンドで覆った作品。洛中洛外図に流れる雲のような造形。「不在証明」も同様の作りだが、こちらは株価グラフを思わせる形だ。面白いと思う。

廣瀬明子「L'infinito」はカラーペンと丸いシールを組み合わせ、さまざまな動物文様を描いたもの。こちらもなんだか気になる。

■コンチネンタルギャラリー「酒井広司「印画紙としての写真」展」。1970年代の北海道の何気ない写真。小樽の梅ヶ枝町を撮ったもので、魚屋に「鮭の筋子」「助宗の卵」「塩鯨」とあるのが興味深い。塩鯨は函館方面でよく食べられるものと思っていたが、小樽でも食べられていたのか。

現在の意識のまま、30年前に戻ったら何を思うかと変な想像をしてしまう。道行く人のファッションに違和感を感じるだろうか。札幌駅が古いことに驚くだろうか。誰も携帯電話を持っていないことにホッとするだろうか。

■三越「三越美術特選会」。9階では具象・風景・フジタなど様々な展示。しかし、10階でもやっていたのか…。見落としたので明日行かなくては。

■スカイホール「ACRYL AWARD 2008」。気になる作品は何点かあるのだが、小ぢんまりというか、まとまっている。

祝日閉館のため、幾つか行きそびれた所は明日回ることにしよう。

冬に逆戻り

2009年03月20日 11時42分59秒 | 食べ歩き


今日の札幌は前日以前と比べると気温が低い。時々吹雪になったり、妙な天気。さて、祝日の今日は大通の北側では開いていない店も多く、結局中華の「C」へ。今日のBランチ(麺類)は醤油味の湯麺。付け合わせはライスではなくサラダだ。

摂取カロリーを気にする私としては、サラダの方が望ましい。湯麺は手堅くなかなかおいしかった。慈姑が入っていると、中華料理っぽいなと思う。


打ち上げ

2009年03月18日 21時25分23秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
現在私が担当しているプロジェクトはこのまま円滑に終了しそうだ。そこで、職場の打ち上げ&3月末までの人の送別会を実施。といっても、今日は会社の事務所でささやかな飲み会だ(来週、またある予定)。

竹鶴12年があったので、そこそこ飲んだが、当然飲み足りない。今日も創成川東のバー「R」へ。

1杯目はいきなりマティーニ。それほど酔っていないと思っていたが、この1杯で急激に酔う。そこで2杯目はジン+ジンジャーエール+ライムのカクテルで、少し落ち着こう。

3杯目はウォッカ+カンパリ+ビタースの苦味の効いたやつ。これで何となくこなれて琴似に移動。今度は少々腹が減ってきて、魚だし醤油ラーメン。うーん、やっぱり食べすぎだ。




20090317最近読んだ本

2009年03月17日 23時19分55秒 | 読書
■「シートン(探偵)動物記」柳広司
ホームズっぽい推理方法のシートンが、動物の習性をヒントに事件を解く。楽しい作品。

■「「ギロチン城」殺人事件」北山猛邦
物理トリックに理由があり、かつそのトリックが解明された時に犯人が特定できるというのが実に本格推理的でよろしい。詳しくは書けないが、さらにもう一つの趣向も面白い。

■「ナイチンゲールの沈黙 上下」海堂尊
登場人物たちの面白さで読ませるが、上巻最後の方になってやっと殺人事件が発生。しかし、殺人後に解剖されている理由がなあ…。少々無理のある感じ。

■「ご当地フード」
しかし私はこの手の本を何冊買うのであろうか。やっぱり食べてみたいローカルフードは”イタリアン”。名古屋に圧倒的に特殊な食べ物が多いのは笑える。なぜだろう。

■「新・本格推理 特別編」二階堂黎人
いつもは投稿作品であるが、今回はプロ作家+1名のアマ作家の短編集。さすがにプロの作品は安心して読める。しかし、アマ作家の作品が非常にロジックにこだわった作品で、これは一読の価値あり。

以下、図書館の2冊。
■「Jリーグのある暮らし」牛木素吉郎&ビバ!サッカー研究会
他チームの話を読むと、コンサドーレ札幌には工夫が足りない気がしてくる。また、札幌という大都市であることも盛り上がらない理由の一つなのだろうか。

■「ボウリング大辞典」宮田哲郎
ボウリングの用語辞典。もう少し技術解説のある本を借りてみればよかった。

ちょっとだけって言ったのに

2009年03月16日 23時16分54秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
会議終了後、「ちょっとだけビール飲んで行こう」との言葉に騙されて、美唄焼鳥の店「T」へ。

最初こそビール、鳥精、もつと軽めにスタートしたが、鳥精・レバ・ポンポチと追加し、白ホルモン、ニョッキサラダ、シーザースサラダも食べる。飲み物は日本酒に転じ、各自3杯づつ。

こりゃあ結構酔っ払った。翌日顔を合わせて、皆苦笑する次第。

20090315最近読んだ本

2009年03月15日 22時18分32秒 | 読書
■「レタスフライ」森博嗣
長編の登場人物をちりばめながら、かなり意識的に雰囲気を変えた短編集にしている。

■「深淵のガランス」北森鴻
絵画修復士が主人公の推理小説。こういう作品は芸術世界がどれだけ良く書かれているかに依存するが、さすがに北森鴻、文句のつけようがない。

以下、図書館の5冊。
■「授乳時のケータイで子どもは壊れる」正司昌子
乳幼児期にケータイ、TV、ゲームの影響を受けるのが良くないということなのだが…。単純に賛成して良いのやら。

■「子どもは若殿、姫君か?」川嶋優
「個性を伸ばす教育」とやらが良くないのだという批判。この人の体験談として読むには良い内容だと思う。それが普遍的な価値をもつかどうかは分からない。

■「欧州征服紀行」馳星周
ヨーロッパのサッカー観戦が半分、旨い食べ物の話が半分。

■「声 松坂大輔メジャー挑戦記」石田雄太
メジャー1年目の話。当たり前のことだが、素人には全然わからない領域でやっているのがプロだ。

■「もう一回蹴りたかった」望月重良
静岡のサッカーエリートが突然股関節の難病にかかり、残された2年間でJ1に復帰できるのか挑戦する話。プロスポーツ選手の話は、なかなか面白い。

20090315ギャラリー巡り

2009年03月15日 15時52分55秒 | ART
今週は日曜日のギャラリー巡り。従って時計台ギャラリーとたぴおに行くことができなかった。近美→資料館→コンチネンタル→北海道画廊→趣味の郷→ARTスペース→さいとう→スカイホール→三越→札幌市写真ライブラリー→大丸→富士フィルムフォトサロン→STV→道新の14か所。

しかも筆記用具を忘れたため、感想があまりない。

札幌市教育文化会館「ゴッホに影響を与えた浮世絵展」は、11時開場とあったが、時間になっても開場しなかったため来週に繰り越した。約30点の展示があるそうだが、はたしてどうだろうか。

文化会館内をうろうろして発見したのは、国松登「北国」。



齋藤清「門・鎌倉」。



公共施設には何気なくこういうものが飾ってある。

札幌市写真ライブラリーでは「北海学園大学1部2部写真部 卒業展」。何人かは海外で撮影した写真を展示している。私が学生時代のころは、外貨の持ち出し制限があった時代なので、海外旅行するなんて考えたこともなかったものである(←もちろん冗談だが、話の意味が分からない人もいるだろう)。

大丸画廊で「東本願寺の至宝展」のちらしを手にする。4月に入ってから開催されるようだが、それなりに楽しみだ。

帰って来た中華ちらし

2009年03月15日 11時39分55秒 | 食べ歩き
先日「秘密のケンミンSHOW」という番組で帯広の「中華ちらし」が取り上げられていた。豚丼に比べるとマイナーな食べ物で、ネット上の反応を見ても「十勝人だけど知らない」という発言まであるようだ。

そんな中華ちらしだが、札幌では私の知る限り4軒の店で食べることができる。今日はすすきのに近い「K」へ。しばしメニューを眺めてみたが、結局迷わずに中華ちらしを注文した。もとは”まかない料理”と言われているように、できあがるのはあっという間だ。ほどなくスープとザーサイをひきつれて到着。さっそく食べる。



この店の中華ちらし(確か正式名は中華ちらしかけご飯)のポイントは、卵がふわふわであることと、ご飯を美味しく食べさせるように味付けが濃い目なところだ。逆に一般的に言われる紅ショウガはのってないし、それほどつゆだくでもない。

途中から一味をかけつつ、ボリューム感もあり大満足であった。たまに食べたくなる、それが中華ちらしだ。


20090314最近読んだ本

2009年03月14日 20時49分45秒 | 読書
■「完本1976年のアントニオ猪木」柳澤健
アントニオ猪木の試合でアリ戦を含む3試合だけがリアルファイトであるという話。私はプロレスにリアルファイトを求めているわけではないので、面白かったがどうでもよい。

■「反逆者の月3」デイヴィッド・ウェーバー
テロで帝国の重要戦艦が破壊される。それに乗っていた皇子・皇女らは辛うじて脱出して、謎の宗教惑星へ。その主人公チームは宗教戦争に巻き込まれて白兵戦を戦いながら、惑星にある通信施設を目指す。かたや皇帝にもさらにテロの手が伸びる。非常に良くできたエンターテインメント。誰か映画化して。

■「二枚舌は極楽へ行く」蒼井上鷹
本格推理という訳でもないが、奇妙な味わい、そしてヒネリのある短編。

■「秋期限定栗きんとん事件 上下」米澤穂信
高校新聞部が街の連続放火事件の謎に挑む。青春の甘さと苦さを感じさせる傑作。

■「作家の別腹」野村麻里
有名作家の「東京の味」紹介エッセイ。クラシカルな作品を集めた。

■「タイムスリップ釈迦如来」鯨統一郎
タイムスリップして出会ったゴータマ・シッダルタはどうにも仏教の教祖には見えない。本来の世界に戻るため、主人公は彼を担いで、老子・ソクラテスを論破して、仏教の世界宗教化を目指す。楽に読めるが悪くない。

以下、図書館の1冊。
■「高齢者の運動ハンドブック」米国国立老化研究所、東京都老人総合研究所運動機能部門
いかなる年齢になってもある程度の運動は好ましいことらしい。

だらけた土曜日

2009年03月14日 13時47分57秒 | Weblog
本日は天候がいま一つとのことで、街中へ出かけるのは取りやめ。昼食は琴似の「P」でエスニックラーメン。以前は夕方以降にしか出していなかったこのラーメンがちょっとした名物らしい。



中辛を選択してみたが、最初ラーメンの麺を食べているうちはそれほど辛くない。そこでついてくるスパイスを少々入れてみた(ここで入れすぎなくてよかった)。麺はもう少し硬めの方が好みであるが、まずまず。スープはトマトと玉ねぎの味が効いているので、本来のカレーの感じを生かしているのだろう。具のトロトロ豚肉とネギが美味しい。



ランチタイムなので小ライスがついており、麺を食べ終わってからスープカレー風に食べてみた。スープは結構辛い。徐々に汗が出てくる中、ご飯とスープの相性もよろしく食べ終えた。

ちょっと移動してソクラテスのカフェへ。油彩を見ていると、店のマダムが「いつもありがとうございます」とコーヒーをごちそうしてくれた。最近、コーヒーを飲まずに展示室だけ見ていて申し訳ないと思っていたのだが、ダメ押しで奢られてしまった。今度は自腹で飲みますから!

ところで、ちょうど画に詳しいらしいオジサンが「最近、銀座の画廊に行って来てね、○○が良かったよ」等と話をすると、カフェのマダムが「まあ、それは…」とこちらもやけに詳しいのだ。出てくる名前が私の及ぶところではない。恐れ入りました。



それから図書館に行き、小雨と小雪に降られて帰宅。明日は街中に出ようと思う。