散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090322最近読んだ本

2009年03月22日 22時08分20秒 | 読書
■「ショートショートの花束1」阿刀田高
星新一時代からのタイトルがついに変更。今のところ内容は変わりないが、これからは阿刀田カラーが出てくるのか。

■「スターシップと俳句」ソムトウ・スチャリトクル
戦争で壊滅状態の地球、人類は鯨とのコンタクトに成功しており、実は鯨は人類の祖先と判明。その辺から日本の捕鯨に対する嫌味たっぷりのストーリー。作者は欧米文化で育ったタイ人のようだが、歴史に詳しくないのだろうな(と、少し私も嫌味を言う)。

以下、図書館の4冊。
■「人ったらし」亀和田武
確かに何だかわからないけど好かれる人がいる。逆ももちろんいるけど。

■「リストラと能力主義」森永卓郎
9年前の本だが状況はちっとも変っていない。リストラ=解雇じゃなくて、ちゃんと経営者の責任でリストラクチャして欲しいよな。この本の中にある部長職廃止とか、人事部のアウトソース化なんていうのは、面白い提言だと思う。

■「つっこみ力」パオロ・マッツァリーノ
愛のあるつっこみをすべき、またデータを安易に信じるなという本。講演をそのまま本にした形式なので、読みやすい。

■「カーリング魂。」小野寺歩
カーリングの戦略性はよく言われるが、それ以前に、やはりスポーツだということがわかる本。スウィーピング後に息を乱さずにショットができるようにトレーニングをするのだ。また試合時間が約2.5時間で、最大1日三試合あるというのも大変な話だ。

ミキ

2009年03月22日 20時34分56秒 | Weblog


「ミキ」とは、多分札幌市内の沖縄物産店でも売っていないのではないかと思われる飲み物である。原材料は白米、砂糖、もち米、麦、乳酸だ。味は甘みの少ないお汁粉というか、タロイモのような感じもする。まずくはない。


静かなる休日

2009年03月22日 14時27分16秒 | 食べ歩き
2日間やりすぎたので、今日はおとなしく休日を過ごそう。来週のワイン会用のワインを仕入れて、ビストロ「PE」へ。今日は前菜+魚料理の組み合わせにする。



まず前菜。右下から反時計回りに、アルザス風キッシュ、春鰊のスモークとじゃがいものテリーヌ、人参のスフレトリュフ風味、豚肉の柔らかパテ。真中にあるのが豚肉の何だっけ? せっかくおまけをつけてくれたのに名前を忘れてしまった。

アルザス風キッシュは中に自家製ソーセージとベーコンいり。ふわふわの生地と塩気があう。テリーヌは魚っけが感じられ、個性的な味。人参のスフレは卵とトリュフのソースがついている。何かピリッとした風味があるのだが、何だろうか。そして大好きなパテは小さなトーストにのせて食べる。私はこれを食べながら、ワインを飲まないという愚行を犯しているのだが、いったいどうしたものだろうか(休肝日というものも必要なのだ)。



続いて主菜は黒鰈とホタテのサラダ仕立て。鰈は非常さっぱりした軽い味。ホタテは生の感じを残しながらも、火を通して甘みが増している。そして主役ともいうべきなのが野菜だろう。カブ、ニンジン、サヤエンドウ、玉ねぎ、トマト、キャベツ、他にも良く分からない野菜も入っている。それぞれに歯ごたえを残し、味わいが違うことが分かる仕上がりなのだ。



最後にデザートとコーヒー。デザートはフルーツとナッツの田舎風チョコレートケーキ、カマンベールチーズのムース、仏産木苺のソルベ、香草のサブレ。ぎっしりした歯ごたえのケーキとムース、ソルベを適宜あわせながら食べる。最後にコーヒーとサブレ、今回も堪能した。



帰宅してからワインを調べてみると、赤ワインは期待が持てそうだ。来週のワイン会が楽しみだが、その前に月・火と会社の飲み会である。ダメージを残さないように気をつけよう。