散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090314最近読んだ本

2009年03月14日 20時49分45秒 | 読書
■「完本1976年のアントニオ猪木」柳澤健
アントニオ猪木の試合でアリ戦を含む3試合だけがリアルファイトであるという話。私はプロレスにリアルファイトを求めているわけではないので、面白かったがどうでもよい。

■「反逆者の月3」デイヴィッド・ウェーバー
テロで帝国の重要戦艦が破壊される。それに乗っていた皇子・皇女らは辛うじて脱出して、謎の宗教惑星へ。その主人公チームは宗教戦争に巻き込まれて白兵戦を戦いながら、惑星にある通信施設を目指す。かたや皇帝にもさらにテロの手が伸びる。非常に良くできたエンターテインメント。誰か映画化して。

■「二枚舌は極楽へ行く」蒼井上鷹
本格推理という訳でもないが、奇妙な味わい、そしてヒネリのある短編。

■「秋期限定栗きんとん事件 上下」米澤穂信
高校新聞部が街の連続放火事件の謎に挑む。青春の甘さと苦さを感じさせる傑作。

■「作家の別腹」野村麻里
有名作家の「東京の味」紹介エッセイ。クラシカルな作品を集めた。

■「タイムスリップ釈迦如来」鯨統一郎
タイムスリップして出会ったゴータマ・シッダルタはどうにも仏教の教祖には見えない。本来の世界に戻るため、主人公は彼を担いで、老子・ソクラテスを論破して、仏教の世界宗教化を目指す。楽に読めるが悪くない。

以下、図書館の1冊。
■「高齢者の運動ハンドブック」米国国立老化研究所、東京都老人総合研究所運動機能部門
いかなる年齢になってもある程度の運動は好ましいことらしい。


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