散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久しぶりに夕方

2009年03月07日 16時51分22秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日はギャラリーをきっちり17か所周り、最後に第3Mセンターへ。少々寒いので、燗酒とハムエッグ。ハムエッグは半分ソース、半分醤油で食べる。つまみらしくなく思えるかもしれないが、なかなか良い。



2杯目はいつものにごり酒と冷奴をもらおう。遠くのテレビではサッカーが流れている。オジサンたちののんびりした夕方である。




20090307ギャラリー巡り

2009年03月07日 16時07分16秒 | ART
本日は、札幌市資料館→コンチネンタル→NEW STAR→アリアンス→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→丸井→CAI02→大通美術館→道新→時計台ギャラリー→たぴお→富士フィルムフォトサロン→紀伊国屋→札幌市写真ライブラリーの17か所。

■札幌市資料館「ぽんち展6」。乗り物を中心に取り上げているコーナーが面白い。カブ(荷台のあるバイク)とエアポート、いしかりライナーが並走しているような写真は、どうやって取ったのか心配だ。

「三月展」。こちらは小樽商科大学写真部展。モノクロで黒っぽい写真が良かった。

■コンチネンタルギャラリー「といき展」。第1室ではライティングを工夫して、やや暗がりの中での展示。林由希菜「みえるもの」は動物・魚などを画面にたっぷりと散らした版画。左下隅にロジャー・ディーンの描く島のようなものがあった。

新津恵「置いてきぼり」は校庭に残された5台の自転車を描いた作品。懐かしさもあり、画面構図の良さもあり。明るい第2室に移動して、同じ作者の「春を待つ」という作品も良かった。人の頭から桜の枝が伸び、足元は雪を踏みしめている感じ。

■札幌アリアンス・フランセーズ・ギャラリー「紙の世界02「カニヴェ、天使とレース(17-19世紀)」。周囲がレース状にカットされた紙に、宗教画などが描かれたものを展示。描かれたと書いたが、見たところ凹版印刷かなあ。宗教に興味のない私だが、紙モノが好きな人には是非お勧めしたい展覧会だ。

今後も「西洋双六」「神秘画と秘画、古版画」「エクスリブリス」と展示が続くらしく、非常に楽しみである。

■三越では陶芸展をやっていた。富本憲吉の小さい湯のみ1200万円、高すぎ。北大路魯山人の作品も10点ほどあった。本人のイメージは「こんな味のわからぬ奴らと、席を同じにできるか!!!」という感じの人なのだが、深緑の花入れなんかは、なかなか落ち着いてよろしい。浜田庄司「柿釉青流描皿」は文字通り、柿色の地に青い釉薬でダイナミックな線を描いた作品。色のバランスが良い。

「加山雄三の世界展」。タダ券を入手して行ってみた。彼の絵画作品も展示されているのだが、大ファンの人だけ行くと良いと思います(←あ、文体が違う)。

■スカイホール「佐々木信象 書個展」。滅多に書展を取り上げない私だが、この展覧会はダイナミックな字に興奮。薄墨で書いた作品は、字を超えて不思議な画像に見えてくる。文字も大きく、人間と向き合っているかのような印象だ。

■CAI02「Sanghee Song Solo Exhibition」。地下倉庫のような展示室の壁いっぱいを使った映像作品。非常に不思議なストーリーだ。展示はすでに終了しているので、内容を書いてみるが、韓国語のナレーションに英語の字幕で、今ひとつ追い切れなかった。

以下、適当なストーリー。
かつて前人類と恐竜が共存していたが、前人類が世界を制圧するために恐竜を殺戮して、食べてしまう(力を得るということらしい)。主人公は友人だったプレシオサウルスを守ってやりたかったが、自ら殺すとともに自分も死を選ぶ。主人公とプレシオサウルスの体(魂?)はリヴァイアサンという謎の生物に取り込まれ、現代に至る。

リヴァイアサンはマッコウクジラに変身する。プレシオサウルスと主人公は原油に変身し(?)、極東からアムステルダムへパイプラインを通って移動する。ところが、アムステルダムでは船のソナーの影響でマッコウクジラが死んでしまい、それに怒った主人公たちの魂がパイプラインを破壊。

世界の海は流れ出す原油で埋め尽くされ、真黒になり(この辺の映像はすごい)、やがて世界は死滅する。
***

うーん、救いようのない話だが、文明批評なのやら、ファンタジーなのやら。とにかく興味深い作品であったのは間違いない。

■紀伊国屋「木村環鉛筆画展」。新作旧作とりまぜての展覧会。卵の殻の中に女性が納まっていて、そこから長い髪の毛が下がるシリーズ。これを見るのは初めてかな?

■札幌市写真ライブラリー「藤女子大写真部写真展」。永井千尋の小樽の飲み屋街を撮った写真がすごくいい。決まり過ぎている感じもするが、名作の風格がある。在間和音のパノラマ風景、旭川の古道具店を撮った作品も良い。廃墟っぽい作品が多く、彼女達が一生懸命撮影の旅に出ているのだろうなあと、羨ましくなる。

冒頭の画像はアリアンス・フランセーズのトイレにて。「禁煙」の表示も当然フランス語である。

閉店78

2009年03月07日 12時01分09秒 | 写真館
狸小路のはずれにある「H」書房が閉店しているようであった。店内にはまだ本があるようだが、表にはテナント募集の紙が貼ってある。この店の得意分野が何であったか知らないのだが、何かに特化しないと古書店の営業は厳しくなっているのではないだろうか。店に入るときにスリッパに履きかえることだけが、この店の記憶だ。

→2009.4.15 どうやら隣のテナントが閉店しているのであって、古書店の方は閉店ではないようなのだ(夜、通ったので、正確には確認できてない)。もし営業しているのであれば、大変申し訳ないことである。ここに訂正したい。

そうだったんだね

2009年03月07日 11時58分10秒 | 食べ歩き

喫茶「K」にてラーメンとコーヒーのセット。クラシックなラーメンである。

ところで、再三ここではスパゲティを食べたいと思っていたのだが、お店のおじさん曰く。「土曜日はスパゲティ食べにくる人がほとんどいなくて、麺を用意してないんだ、ゴメンネ」とのこと。

そうだったんだね…。いつか平日に来るかもしれない。