お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

「いい人」の危うさ

2014年09月14日 | 仏教
 「仏教」というと、「いい人」を目指す・・・つまり、道徳のようなイメージを持たれている方がおられるかもしれませんが

 先日、ご紹介した



の中、メッセージ① (一番目のメッセージ)p55 にあげられているのは

 いい人が集まるとケンカする

 ここでいう「いい人」とは、「私は間違ってない、私は正しい」と思っている人のことです。ケンカは「私は正しい、悪いのはあなた」と思っている人同士のぶつかり合いです。
 (略)
 私も人を責めることがあります。きっと、どこかに「自分はいい人間だ」という思い上がりがあるのだと思います。おそろしいですね。

 ↑ きたじま ぶんゆう せんせい の 言葉です。

 仏教は、こうしなさい、ああしなさい、こうでなければならない という道徳の教えではなく、
あらゆることに凝り固まらないよう、己の慢心・危うさ に気づかされる宗教・教えです。
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