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阿弥陀如来は神様なのか? その2

2011年02月15日 | 仏教
 阿弥陀如来は、キリスト教の神様と違います。
 
 仏教は、さとりを得た「仏」の教えであり、私たち一人ひとりが「仏」に成ること目指す教えです。

 「仏」とは、自分がさとり(仏の智慧)を得て、自己完結、自己満足するのではなく
まだ、さとりに至らない者を何とか さとりに導きたい
真理(自分の思いにとらわれない、あるがまま)に目覚めさせたい と、私に はたらき(仏の慈悲)かけてくださる存在です。

 お釈迦様が覚られた「さとり」を
「法」とか「真如」とか「真理」とか・・・
いろいろな言葉で言い換えますが、本当は、俗世間の言葉では表現できない境地です。

 そして、「さとり」は、自己中心の感受性しか持たない私には感知できない境地です。
そんな私に「さとり」を感知させるのは、大変なことです。



 
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