先日、某寺巡番報恩講で浄光寺坊守さまとご一緒した折、お誘いいただきました。
「浪曲」は全く初めてでしたが、
何とまぁ、浪曲師・玉川奈々福さんのユーモア交えた軽妙なお話で、いっぺんに引き込まれました。
浪曲の合いの手の入れ方も教えていただきました。
演じられたのは、親鸞聖人が9歳で慈円和尚(玉川奈々福さんも仰っていましたが、大河「鎌倉殿の十三人」で山寺宏一さんが演じておられましたね)のもと得度、比叡山で20年間ご修行、苦悩の上、六角堂に参籠され、聖徳太子の夢告により、法然上人のもとにゆかれるまで。
お話を交えながら、曲師・沢村まみさんの素晴らしい三味線と共に、情感たっぷり演じられました。
親鸞聖人のご一生を表面的に知識として知っているだけの私は
当時の親鸞聖人のお気持ちはそうでいらっしゃっただろうなぁとジーンと感動させられました。
この浪曲「六角示現の巻」は築地本願寺の依頼で創作されたそうです。(奈々福さん、親鸞聖人や仏教をよく勉強なさっています)
「六角示現の巻」のその後の演目(法然上人のもとから、念仏禁止の法難など・・・)もこの度、真宗仏光寺派の依頼で創作されていて、5月の仏光寺さまでの親鸞聖人お誕生850年法要で、ご披露なさるそうです。
この度、本当に感動の有り難いご縁でした。
浄光寺さま、ありがとうございました。お世話になりました。