お寺のオバサンのひとりごと

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2022年5月の言葉

2022年05月01日 | 仏教


 5月になりました。
 法話カレンダー今月の言葉は
豊島学由師(本願寺派布教使1929-)の法語です。

 何も持たず裸で生まれて以来、いろいろな物を身につけて生きてきました。
 でも年齢を重ねると一つ一つ失っていきます。
 大切な身近な人をお浄土に見送り、自身の身体の機能もあれこれ失われてゆきます。
 そして、最後はまた何も持たずに死んでゆきます。
 溜息をつきたくなりますが、これは「不幸」ではなく、(老病死は)自然なこと。
 しあわせに生きるには、今、数え切れないほど恵まれているものに気づいて感謝したい。
 愚痴の私が大きな慈悲に包まれ、今、生かされ生きていることに感動をもって生活させていただこうと思わされるお言葉です。
コメント (2)
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