お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

ビハーラ訪問

2019年07月13日 | 仏教
 きょうは、M組が毎年、九州龍谷短期大学で開かれる魅力ある聞法のつどいだったのですが、
ビハーラ訪問日であったことと、夕方から当寺の仏教壮年会例会があったので、鳥栖まで往復する時間はないと断念。
いつもの「ビハーラのお母さん」(きょうはお一人だった)をお誘いして、ダム渇水の佐賀では久しぶりの強い雨の中、ビハーラ訪問でK苑へ。

 きょうは、お二人の学生さんがビハーラ実践見学のため、お見えでした。

 きょうは、ビハーラのご法話の中で、一休さんと蓮如さん(本願寺第8代門主)の歌をご紹介いただきました。

 室町時代のこのお二人は、禅宗(臨済宗)と浄土真宗、宗派は違いますが、大の仲良しでいらっしゃったそうです。

 阿弥陀とは
 まことの慈悲はなかりけり
 たのむ衆生のみ助ける

 と、一休さんが歌を詠まれ、阿弥陀如来のお慈悲は真実ではないのではないか、本願をたのむ(まかせる)人しか救われない のなら・・・と。

 それに対して返された 蓮如上人の歌は

 阿弥陀には
 へだつる心 なけれども
 蓋ある水に
 月は宿らじ

 阿弥陀如来の慈悲は月の光のように
 どこでも(平等に)届くけれど
 心に蓋をしてしまっている人には
 月の光が届かないであろう


 ビハーラから帰宅して、仏教壮年会準備と夕飯準備(平日は娘が、土、日は私が当番)。

 今夜の仏教壮年会例会は、連休諸行事や地区の役職会合など重なり、欠席多数。
 ご出席は3名だけで、ちょっと寂しかったですが、雨の中、ようこそ、お参りくださいました
 今夜は、住職が「領解文」の味わいをお話しました。

 きょうも、たくさんの方々とご一緒させていただき、仏前に座らせていただく、ご縁を賜りました。
 ありがとうございました。南無阿弥陀仏

 
コメント
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