箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

裏六甲・魚屋(ととや)道

2023年07月12日 | 六甲山系
久しぶりで有馬温泉から六甲山頂上下の一軒茶屋まで歩いてきました。(2012.07.11)
魚屋道は、阪神電鉄深江駅から六甲山頂(の裾)を経て、有馬温泉と結ぶ
六甲山古来の交通路です。


有馬側登山口にある地獄谷
昔、炭酸ガスが噴出しており、鳥や虫が苦しんで死んだということです。
関連:鳥地獄、虫地獄、炭酸せんべい、的場山断層(未確認)、炭酸源泉、
有馬サイダー 

登山口にある道標
往時の人が深江から有馬に、鮮魚を運んだ道、湯治客が通った道、緩い傾斜で
歩きやすいです。 

瑞宝寺公園、途中にあった案内板の中のイラスト
思わず立ち寄ってみたくなりますネ。 

善福寺の糸桜、同上

広い歩きやすい道

筆屋コースの手前ですが、石垣のある立派な道があります。 

中間地点にある休憩所、展望があれば言うことないですが…… 

ここは現在は崩れてしまっていますが、六甲山で最も古いトンネルがあった
と言われるところです。
「明治7年大阪ー神戸間に鉄道が開通し、六甲越えのこの道も交通量が増え、
道も拡がり、トンネルができたのです。
荷物も積んだ馬や湯治客を運んだ駕籠が石垣のトンネルをくぐっていました」
直近にあった 説明板より引用しました。

車道に出る直前の右側に吉高神社がありました。祭神は不明です。
ここは白石谷(ロープ伝いの下降路もあり少し厳しいです)の入り口です。 

車道から見た現在の山頂のアンテナです。
山頂にはかつて巨大パラボラアンテナがあり、1992年に返還されるまで
近畿地方唯一の在日米軍施設で、民間立ち入り禁止でした。
一軒茶屋はよく通りますが、頂上はめったに踏みません。 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする