hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

スイスの交通

2008年08月02日 | スイス


鉄道網が発達
スイスの国土のほとんどは山岳地帯であるのに鉄道の総延長は5千kmあり、ほぼ同じ面積の九州の3千kmと比較しても、鉄道網は発達しているといえる。3千kmが国鉄で、2千kmが私鉄、13の登山路線があり、山岳部も含めて16km以内にはかならず鉄道があるという。

時間の正確さ
交通機関の時間はきちんと守られている。ほぼ時刻表通りだ。

運賃
スイスの物価は高い。とくに交通運賃は高い。交通機関の中でも登山電車、ゴンドラ、ロープウエイなどは驚くほど高い。しかし、「いやなら歩いて登れ」と言われると、例えば1000mもの高低差を考えると、「高くはないですね」と答えざるを得ない。

割引パス
さまざまな種類の割引パスがある。

スイスパス Swiss Pass :4,8,15,22日間、1ヶ月、スイス全土のほとんどの交通機関が乗り放題になる。しかし、3-8万円程度と高額で、よほどみっちり利用する人でないと得しないだろう。

リージョナルパス:各地域が発行する地域内乗り放題、あるいは割引パス。私はツェルマット・ピークパス、4日間をCHF205で買った。日本のスイカのように非接触ICカードだ、ツェルマットのケーブル、ロープウエイなど乗り放題で、これを持っていると、いちいち切符を買う手間が省ける。また、天気が怪しいなと思っても、一応上まで上がってみて、悪ければ翌日再度登るなど柔軟に行動できるのが便利だ。他人への譲渡は禁止。




半額カード Half Fare Card: スイス全土のほとんどの交通機関で切符が半額になる。期間は1ヶ月でCHF 99.
私は、グリンデルワルト到着の翌日、半額カードを購入した。4日間の自由行動でおそらく100CHFくらい得しただろう。購入時にパスポートを提示し、顔写真を撮られた。カードには貼られていないのだが。パスポート番号、名前のサインは消してある。




その他、さまざまの種類の割引パスがある。


登山電車
エンジン車は常に車両の下側にあり、下から車両を押し上げる。レールのあいだに歯車のようなものが並んでいて、滑り止めになっている。これが、山の位置が互いにずれた2本のレールのアプト式と、1本のものがある。






氷河急行 Glacier Express
サンモリッツとツェルマットを結ぶ人気の列車。写真の車両構成には、温かい料理を運ぶためのケータリング車両や、「JTB」の表示が見られる。




Matterhorn gotthard bahn(MGB)
ガソリン車が入れないツェルマットとターシュ間を結ぶ鉄道。新しくあかるい車両だった。他の鉄道と同様に、荷物や自転車のための短い車両を連結していた。







おまけで、スイスで見かけた公衆電話機の写真を並べる。

ほとんどの公衆電話機はコインとクレジットカードの両方が使える。写真の公衆電話機には下に金庫が別きょう体でついている。日本のように金庫を公衆電話機と一体化すると、金庫を狙って壊されると公衆電話機ごと修理しないといけないので、金庫は別にしてある。この方が金庫だけ特に頑丈に作れる。いかにも外国らしい割り切った考え方だ。
右はメールやインターネットが使える端末で、メールは無料で使えた。




シャレたデザインの公衆電話機。上部の丸く黒いところにクレジットカードを差し込んで引き抜く。




いろいろな使わない機能があって、けっこう高価そうな公衆電話機だ。




シュルトホルンの山頂回転レストランにあった古いタイプの公衆電話機で、コインしか使えない。




ホテルにあった、日本で言うピンク電話。クレジット専用。




空港に設置されていたフライト情報検索端末。搭乗券を上部のスリットで滑らせたら、ゲート番号、席番号、氏名などが表示された。周りの人の名前も表示されてびっくり。







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