氷河のぶつかり合いや、スイスアルプスの山々が360度眺められるゴルナーグラート Gornergrat展望台へ行った。
1898年(明治31年)開通の登山電車GGB ( Gornergrat Monte Rosa-Bahnen ) は、レールの間に互いの山の位置をずらした歯車を持つアプト式だ。
電車は滝、マッターホルンなど左右の眺めを楽しませながら登って行く。ドイツ語、フランス語、英語などと共に日本語の車内アナウンスがある。最初の写真は斜面を走る電車を守るなだれシェルターだ。草を食む羊の向こうの雪山、スイスらしい光景だ。
ヨーロッパでは屋外で一番高い駅3089mゴルナーグラート駅に着く(屋内で一番高い駅はユウグフラウヨッホ駅 3454m )。駅から天文台の方へ少し登ると展望台だ。
かなりな人出だ。朝早くは日本人の団体が多い。午前中に見所に行って、午後は自由行動というのが日本のツアーに多いためだという。私たちは宿をゆっくり出たのでこの写真では日本人は少ないのだが。
写真撮影用のセントバーナード犬がいた。サンベルナール峠で人命救助に活躍していた犬を英語読みして、セントバーナードになったようだ。首に釣り下げている樽には気付け薬としての強い酒、シナップスなどが入っている。
駅の上から見たマッターホルンと、その望遠、といってもコンパクトカメラの3倍ズームだが。
展望台からは360度、山山山だ。まず、ヨーロッパアルプス第2、スイスアルプス1位の高さのモンテ・ローザMonte Rosa が写真左端だ。双耳峰の右側が4634m の山頂だ。朝焼けが美しいモンテ・ローザは「バラ色の山」と呼ばれる。朝4時20分ホテル集合のツアーがあったが、とても行く気になれなかった。
真ん中小さな山二つが Nordend 4609m, Dufourspitze で、右端の雪のないのがリスカム Liskamm 4527mだ。
モンテ・ローザから始まっている左の氷河がゴルナー氷河Gornergletscher で、右からこれに合流しているのが Grenzgletscherだ。
ゴルナー氷河Gornergletscherを見ると、氷の河であることが実感できる。
少し右に目をやると、写真左端のブライトホルンBreithorn 4164m が見え、その右の小山が、「マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(クライン・マッターホルン)へ」でご報告の Klein Matterhorn 3883m だ。
逆に、モンテ・ローザのずっと左側を見ると、山頂に建物があるのが、Hohthalli 3286m で冬季のみ運行のロープウエイの駅だ。その右がStrahihorn 4191m 、左のギザギザの峰を持つのがRimpfischhorn 4202m だ。
さらに左側には、写真中央の三角形の山がTaschhorn 4494mで、その奥に重なっているのがドームDom 4554m で、一番右はAlphubel 4207m だ。ドームは山全体がスイスにある山のなかでは最高峰だそうだ。
帰りに駅で電車を待っていると、崖の上に大きな角を持つアイベックスがいた。塩をなめにきたのだろう。25日のこのゴルナーグラート紹介のTVでも登場していた親子だ。
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1 コメント
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- Unknown (太陽の息子)
- 2008-07-28 06:57:20
- 早く目が覚めたので散歩に寄ってみました、(*^_^*)
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