本、書類、アルバム以外で整理しているのは、以下だ。
衣服
背広は2着だけ残し、退職時に一気に捨てた。ネクタイも捨てたが、趣味で集めていた百個ほどのネクタイピンは、小さいものだからと理由を付けて、箱に入れてとってある。
同じような衣服は一つあれば十分として、かなり整理したが、まだまだ捨てきれず残っている。どうしても惨めに見えがちな年寄りは、こざっぱりして気に入った衣服を常に身に付けていたいと思うのだが。
整理法はこうだ。例えば夏物のシャツ類をクローゼットに掛け、使った後で右端に掛ける。これを繰り返す。夏の終わりに、左端にあるいくつかのシャツは使わなかったか、ほとんど使わなかったのだからと捨てる。これが私の衣服の超整理法だ。
家具
使ってない家具はいくつか捨てたが、中味が入っていたり、上に何か置いてある家具は捨てられない。やはり、中味の整理が第一だ。
変わったテーブル、古い鏡台や、立派なテーブルは二束三文で売った。2つある桐のタンスは一つ余分で、使ってくれる人がいれば譲ったのだが、再加工の材料にするという業者があったので1000円で売った。大正時代のものだそうだが、大正初期以前の桐のタンスならとくに価値があるという。
食器
引き出物や、お返しでいただいた食器類がたまっていた。もう大勢のお客様を迎えることもないだろうと、いただいた方の顔を思い出しながら、捨てたり、リサイクル店に持っていったりした。
切手コレクション
小学生の頃から切手を集めていた。とくに金をかけて収拾したものでなく、子どものうちは自然に手に入るものを集め、多少のお金が自由になるようになってからは記念切手の発売日に郵便局で2,3枚買ったりしてこつこつ集めたものだ。家に来る手紙などの切手もすべて切り取り、通常切手は寄付し、残りはすべて集めていた。誇るほどのコレクションではないが、50年以上続けているので、数はかなりある。
一時期、他人が集めていない、何か特徴のあるコレクションにしたいと、地図や地球が書いてある内外の切手を集めた。しかし、図書館で、地図切手に関する本が2,3冊あるのを見てやる気をなくした。
テレホンカードコレクション
テレホンカードの初期のものから、金箔付き、香り付きなどかなりな数にのぼる。数えるのもいやになる位だ。図書カード、各種プリペードカードも山になっているが、自分で使用した仕様済みのものなので価値はないだろう。
コインコレクション
ギザ付き10円コイン、百円銀貨など通常コインが山になっている。ただし、きれいではないので、ほとんど価値はないだろう。また、外国へ行ったとき購入したコインセットもいくつかある。
以上、切手、カード、コインのコレクションは、正当な評価をしてくれる売り先を求めていて、ダンボールに入ったままだ。売れたらそのお金はどこかに寄付したいと思っている。
つりかわコレクション
結婚したときの私の持参品が、たしか、自分の布団と、コタツ、そして電車のつりかわだった。ごく普通の電車のつりかわだ。「何でつりかわなの?汚くない?」と奥さんに言われて、押入れの奥の奥に入ってしまった。
コレクションといっても5本ほどしかないが、これだけはいまだ手放せない。今では、奥さんは、「棺おけに入れてあげる」と言っているので、理解してくれているのかな??
断っておくが、これらは買ったものではなく、取れて電車の棚に置いてあるのを拾ってきたものだ。だから5本も集めるのは大変な時間がかかっているのだ。
もちろん、ちゃんと付いているのをナイフで切ったりしたことはない。ただし、一本だけは、ほとんど切れそうになって下がっていたものだ。誰かがぶら下がったとたん切れて怪我でもするといけないので、ほんの少々力を入れて試験してみたら、偶然切れた。しかたなく回収した。
まだまだ、シンプルな生活には程遠い。今後とも、ほっとけば増えていく物を、それ以上のペースで捨てていかねばならない。
身の周りの整理 (1)考え方、(2)本、書類、アルバム、(3)その他、(4)子どもは3歳までに親孝行を終える(アルバムの整理)
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