ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

ワン ツー スリー

2010-06-25 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
義経「ハッ!」
美味そうにそれをかき込むどこぞの親父の姿を見て「そっちもいいな…」と心揺らいだのだ。優柔不断な義経である。しかし、ここで揺らいでどうする我が心!揺らだ人生どこかで留めねば!と二色に心決め、そこへやってきた店員さん「いらっしゃいませ。ご注文は?」と水を置きながら注文を訊ねてくれたので、
義経「一 二 三色丼を一つずつ、お願いし まっ!?すぅ!」と店員の顔を見てびっくりした。
海尊「おっ!?」と仰け反った。
義隆「わぁ♪」と喜んで、三人はスリーナインのメーテル風店員に釘付けとなった。
メーテルのような金髪ではないが黒く長い髪を一つにまとめ白い三角巾を頭につけて、ナイスBody&スレンダーに白いエプロン姿で、ま、一部男性の憧れであるメーテルのお面を付けて登場したわけだ。昔、祭りで売ってたようなメーテル面を想像してくれ。
メーテル「ワン ツー スリーナイン丼ねっ」と注文の品を繰り返して確認した後「少々お待ち下さい」とクルリと背を向けた。しかも、黒いぴっちぴちのTシャツでボディーラインがくっきり見えるそのバックスタイルには「命照瑠」と記されていた。
義経「めい て る?」
海尊「…上から84-61-85」
義隆「何が?」意味が分かっていないようだった。
義経「…今度、その測量法…教えてくれよ」
海尊「後で本を貸す。己の目で訓練するべし!」とアドバイスを送っていた。ありがと…と一応礼を言っておいた。形だけの礼だ。義隆には早い過ぎるので本は貸さない事にした。後で拝借するその本は弁慶から譲り受けたとされる「男いっぱし本」であり、男性目線の概算スリーサイズ測量の訓練になる。が!?それが正解なのか不正解なのか、筆者 松郷には分からない。それに、女性陣営も実際数値をそのまま掲載しているとは限らない。つまり、こうして掲載している身体と能力を数値化に意味があるのか?と思う所なのだ。しかし、数値化して合格不合格を決めるのが人間で、見事合格点を獲得したスリーサイズの持ち主メーテル面店員だった。その「命照瑠」さんはここまんぷくでアルバイトをしているようだが、彼女によく似たアンドロイド造りメーテルさんはどこぞ銀河ステーションで受付嬢のアルバイトをしているらしく、彼女に直接「スリーサイズは?」と訊ねると…
メーテル嬢「レディにそんな質問をするものではないわ」と軽くあしらわれるらしい。
ま、当然のコメントだな。それからしばらくして、黒髪の命照瑠は注文の品を運んできた。