ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

八幡

2010-06-07 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
松郷「ハッ!?」
実は、ターちゃん、飼い主をさて置き真っ先に我が両親と兄夫婦に危険を知らせるために必死に叫んでいたのだ。だがな…タルトよ。母以外完全熟睡でその悲痛な叫びは耳に入っちゃいんだよ!もちろん、揺れたことすら知らなかったぞ。真夜中に大きな地震が起きないように、私は祈っている。それにしても、
松郷「てめぇっ!世帯主と飼い主、どっちの命が大切なんだ!」と猫と真剣真っ向勝負した。
もちろん、世帯主だった。
その後、変な言いがかりをつけた筆者 松郷にご立腹&ご機嫌斜めとなったじーちゃんターちゃんだった。じゃ、機嫌直しの大猫様とゲームでもすっか?と誘ってみた。ほれほれっと。
では!大猫様タルトとその下僕 松郷による「大様?ゲームっっ!!!」
巨体をでっぷり横たわらせ寛ぐ大猫タルト様。お手を拝借と肉球をグリグリッと優しくマッサージする下僕 松郷。徐に肉球と指の間をクチュと潰して隠している爪を出し、パチン、パチン、パチン、パチン、パチン。と一気に5本、反対も一気に爪を切ってやった!
もちろん、真っ向真剣勝負した時、彼の爪で引掻かれ、この私が傷だらけで「いにゃい(痛い)よぉ~」と反泣き状態となったからである。猫に引っかかれると傷が残るわ、痛みが続くわ、最悪だ。定期的に切るようにしよう!
筆者 松郷「大猫様、こん位でいかがでしょう…」と旦那様の顔色を伺う下僕だった。
大猫タルト様「んなっ!」と爪を切り終えた途端に機嫌が治る大猫タルト様だった。
筆者 松郷「…(単純な野郎(オス)だよ)」
マッサージ直後の脳内リフレッシュ、身体リラックス状態で爪を切るとすんなり切らせてくれる。しかし、猫の爪切りで調子乗ってしまうと深爪しかねない。猫の爪は神経と血管が通っているので、先端のツックンツックンしか切らないようにしよう!深爪は「イニャイ(痛い)」らしい。深い不快爪切りは機嫌を極限まで損ねてしまい、さらに生傷増やすという結果に陥ってしまう。気をつけよう…と、そんな「寝こみ猫爪切の注意」を促した筆者 松郷であるが、郷が12歳の時に促されたのは「神使”鳩”使役マスターの注意」だった。
それは、熊谷直実(くまがい なおざね)氏による直筆の「飼育法、及び、取扱注意覚書」で、郷のために分かりやすく書いてあるものである。郷は神使マスターとなるべく飼育法、取扱使役鳥法をお勉強し、それを1年でマスターした。上手く手懐け飼い馴らしたのだ。
が!?
たまに顔を合わせるとケンカしている“八幡”の神使 鳩の「ユキオンとクニオン」だった。