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ヒアシンスと懺悔

2015-12-08 | 
日曜日にセッティングしたヒアシンス
根っこが出るまでは、地階の個室(冷暗所)で待機


もう伸びてきました。



ヒアシンスの真ん中に置いてあるのは
娘達が小2と年長だった時に作ってくれたもの。
(小1と年中だったのかも…)



長女が熱を出しましたが、
私は仕事を休めません。
その頃主人は名古屋に単身赴任。
思えば一番ハードだった毎日です。
私がやらないと家の中のことは何1つ動かない日々でした。


大人しくてお利口だった二人の娘達。
私は熱を出した長女に
あろうことか保育園児の次女をお供につけ、
お留守番させることにしました。
お菓子と食事をたっぷり用意して。
娘達はビデオとその頃夢中だったカートゥーンネットワークを観て過ごしたのではないでしょうか。


午後、(多分早めに年休を取ったのかな)
急いで帰ると
当時住んでいたマンションのリビングで
二人は楽しそうに工作をしていました。
嬉しそうに私にプレゼントをくれました。


ピアノの黒い椅子を台にして
段ボール紙をカッターナイフ⁉︎で切り取り、
椅子の座面も一緒にパックリ切っていました。^_^;
段ボールに白い紙を貼り付け
写真も貼って毛糸のリボンもつけて
可愛い色紙のようになっていました。
次女の鏡文字だらけのひらがなの手紙がついていました。


「マーミー いつもはたらいてくれてありがとう」


と書いてありました。
多分指導したのは長女。
最後に長女のしっかりとした文字で、
次女の名前が署名されていました。


あの時の胸を締め付けられるような想い


休めない仕事なんてあるはずないのに。
あの時は休めないと思っていた。
何もかも勘違いしていたような気がする。


今は二人とも大きくなってしまったけど、
いくら謝ったとしても
あの時の小さな2人にさせた心細い気持ちに
謝ることはできない。


この色紙を見ては
懐かしい想いと
痛いくらい切ない気持ちに襲われる。


今はまた、別の意味での三人暮らし
子離れ親離れの真っ只中。
二人はあの日のことを覚えているのかな。









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