凍て解ける
2014-02-21 | 庭
雨水~うすい~ (2月19日~3月5日) 24節気
寒さがゆるんで、降る雪が雨に変わり、雪や氷が解けはじめる時季。かつては、雨水の時季を目安に、土を耕す準備を始めました。糸を引くように降る春雨を受け、冬を越した木の芽も膨らみはじめます。
土脉潤起~つちのしょううるおいおこる~(2月19日~23日) 72候
雪が解け、大地がしっとり潤いだすという意味。野草も少しずつ、土から顔をのぞかせます。
天然生活「24節気72候の暮らしカレンダー」より
もう一週間がたとうとしますが、道の脇には氷になった雪の山がまだ残っています。
雪解けの音が絶えず流れています。
アスファルト上の雪がこのまま流れていくのはもったいない、と急に思い立ち
バケツやじょうろに雪をためました。
ずいぶん前に職場の先輩が、水道の水を鉢植えにやっているときよりも、
自然の雨が降った後の方が植物が生き生きしてくると話していたのが頭に残っているのです。
やっかい者扱いしないで、大地を潤す水だと思うと、この雪の固まりも貴重に思えます。
仏花もマム(菊)ではなく、春らしいものをお供えしたくなります。
リビングにもおすそ分け。
フリージアと勿忘草
どちらも庭にも植えていますが、まだ葉っぱだけで寒さに耐えています。
フリージアが開くと、いい香りに包まれそうです。