今年の夏は、山中心に結構お出かけしました。
ジェット船は想像より快適。
観光案内所で、マップをいただき
登る前に「御神火茶屋」で腹ごしらえ
窓の外は刻々と変化します。
歩き始めてすぐに道の脇に咲くナンバンギセルを発見
1986年噴火の溶岩石先端
30分ほど歩くと、坂道になります。
振り向くと、山頂口展望台と御神火茶屋が見えます。
Photo by N
雲が流れてきました。
この紫陽花は不思議でした。
三原神社
ここから火口を見下ろしながら、周囲をぐるりと回る
ところが歩くにつれてどんどん雲に包まれる。
晴れた日には火口と反対側に360度の海と
左には火口、右には真っ黒な裏砂漠と呼ばれる一帯が見えるはずなんですが。。。
ゴジラ岩という有名な岩もあるのですが
最後を締めくくるのは伊豆大島
長女は仕事で来れなかったのですが
次女と思いつき母娘旅です。
8月30日(火)
8時竹芝発大島行きの高速艇に乗り、
1時間半でもう到着。
大島は鎌倉や三浦半島でのトレッキング途中に
江ノ島の次に見つけやすい大きな島です。
(私は三原山の噴火とリングという小説で知っていた島)
客船の到着する港は、元町港と岡田港の2つで、
天候によってどちらになるかその日の朝に決まるそうです。
今回は2日とも岡田(おかた)港でした。
ジェット船は想像より快適。
海面から浮いて走行するため
揺れもほとんど感じませんでした。
観光案内所で、マップをいただき
三原山の天気や道順等、
親切丁寧に教えていただきました。
予約していたレンタカーを借りて
三原山山頂口の駐車場へ。
途中でポツポツ雨が降り始めましたが
とりあえず登山口まで行って様子を見ることに。
私は免許証を忘れたのでσ(^_^;)
2日間ずっと娘が運転してくれました。
10:30外輪山展望台
黒い筋が1986年(昭和61年)の噴火で流れ出た溶岩流の跡
もう36年前なんですね。
全島民が避難する様子をテレビで見た覚えがあります。
登る前に「御神火茶屋」で腹ごしらえ
大正元年創業の老舗だそうですが
店内もメニューもとてもおしゃれでした。
窓の外は刻々と変化します。
店に入るまでは傘をさしていましたが
だんだん青空も広がり
その後傘を出すことは2日間通じてありませんでした。
一旦車に戻り、トレッキングの靴や装備を整えます。
11:11トレッキング開始
山頂遊歩道を歩きます。
低木の間に続くなだらかな遊歩道
歩き始めてすぐに道の脇に咲くナンバンギセルを発見
イネ科の植物に寄生する寄生植物です。
この辺りは秋にはススキの穂で埋められるそうだから納得。
昔、実家の母からもらった
多分レモングラスにもついてきて
一度猫額庭でも咲いたことがあります。
山頂付近までずっと道沿いのあちこちで咲いていました。
なぜか寄生植物大好きな私としてはウキウキ。
こんなに群生しているのに
どのガイドブックにも島内の掲示にも
紹介されてないのが不思議。なぜかな???
ハチジョウイタドリ
サルトリイバラもたくさん見かけました。
あちこちにある避難壕
あちこちにある避難壕
噴石から身を守るためですね。
溶岩石が見えてきました。
パホイホイ溶岩
江戸時代の大噴火で流れ出たものだそうです。
1986年噴火の溶岩石先端
30分ほど歩くと、坂道になります。
振り向くと、山頂口展望台と御神火茶屋が見えます。
歩いてきた遊歩道も。
肉眼ではうっすらと海と伊豆半島も見えました。
眺める私
坂道になるとてきめん遅れをとります(^◇^;)
Photo by N
雲が流れてきました。
この紫陽花は不思議でした。
この蕾と咲き方は初めて見ました。
ホテルに貼ってあった写真によると
ラセイタ玉紫陽花のようですね。
確かに蕾が玉になっています。
雲の流れは早いです。
三原神社
センニンソウ
ここから火口を見下ろしながら、周囲をぐるりと回る
お鉢巡りは約1時間のコース
ところが歩くにつれてどんどん雲に包まれる。
晴れた日には火口と反対側に360度の海と
富士山、伊豆半島、伊豆諸島、房総半島、三浦半島と
大パノラマが望めるそうです。
が、すべて霧の中〜
左には火口、右には真っ黒な裏砂漠と呼ばれる一帯が見えるはずなんですが。。。
ま、これも楽しい。
滅多にない経験です。
トレッキング開始直後は蒸し暑くて汗をかきましたが
山頂では天然のミストに包まれ涼しく過ごせました。
ゴジラ岩という有名な岩もあるのですが
きっと霧の中だったのでしょう。
一周して、車を駐車してあるので
もときた道を戻ります。
天気が良く余裕があれば、裏砂漠を歩いたり
ホテルまでの別のコースを歩くこともできます。
3時間ほどののんびりトレッキング
娘とおしゃべりしながら楽しむことができました。
車に戻り靴を脱ぎ、次は島の中心地、元町に向かいます。
旅は続く。