元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

ちょっと夏バテ気味  8月8日ー11日

2013年08月14日 | 日記
●8月11日(日)

    <墓参り>
  
 暑いね。朝9時前、我が家から徒歩3分、神楽坂を上がったところの吉田神葬墓地にカミさんと墓参りに。京都の街を見渡せるところ。祖父の時代に立てられた鈴木家の墓とそれ以前の先祖の朽ちかけている4基の墓石がある。(それ以前の墓は近くの公安院にある)。それぞれの墓を掃除してサカキを置き、線香をあげる。日和さんのお墓にも線香と煙草を供える。
 墓参りするようになったのはこの数年かな。いずれこの墓地にぼくも入ることになるのだなあ。なお、ぼくも役員をしている大元講社が管理、運営をしているのだが、色々と解決しなければならない課題もある。来週にでも保健福祉局の担当者に会って相談しよう。

     <上京総合庁舎の起工式>

 シャワーをして、さあ上京区総合庁舎の起工式に出かけようとしていたら某氏から電話。もう始まりますよ。11時からだと思い込んでいた。急いで会場のブライトンホテルに走る。市長の式辞は済んでいたが、豊田区長が経過報告をしているところ。かろうじて間に合いました。
 地元各種団体の代表者と上京区選出の府市会議員とくらし環境委員が出席。乾杯は、京都市産業技術研究所や佐々木酒造が共同研究で開発されたという麹糖化技術を用いた天然糖化飲料「白い銀名水」。もちろんノンアルコール飲料で、甘酒かヤクルトみたいな味。なにやらオモロイものでした。また会場には、福祉施設で作られたハートフル商品の販売や上京区のゆるきゃら「かみぎゅう」君もいましたよ。現在は元西陣小学校跡で仮庁舎で業務が行われているが、完成は来年の秋かな。元のところに総合庁舎ができます。
 
     <「今よりマシな日本社会をどう作れるか-経済学者の視野から」>

 午後は、ちょっと昼寝して読書の時間。経済学者の塩沢由典さんが編集グループSUREから出版した「今よりマシな日本社会をどう作れるか-経済学者の視野から」からを読む。塩沢さんは、京都ベ平連で出会った人。我が家の近くに下宿していて、反戦脱走米兵援助などで一緒だった。その後、経済学者として大阪市立大学経済学部教授などを経て現在は中央大学教授。
 作家の黒川創や中尾ハジメさんらが聞き役となってアベノミクスを種にして、経済学の諸学派の考え方、インフレのこと、景気低迷のこと、社会保障のこと、世界の経済動向、賃金問題、道州制、教育、またがれき処理、TPP、ベンチャービジネスのことなど、まさに「今よりマシな社会をどう作れるか」と経済学の素人が読んでも実にわかりやすく、現在日本社会が抱えている諸問題を解明する。
 「ひとことでいうならそれは能力の範囲で真面目に働きたいと思っている人が、まともな生涯を送れる社会を実現するような、まともな経済を目指すのか。それとも実体経済を離れてお金が動き回るような経済を目指すのか、今そのことが問わていると思われる」とあとがきに書かれている。この本をテキストにいちど勉強会が出来たらいいなあ、と思っている。
塩沢さん、ありがとうございました。
  
●8月10日(土)

 この間の猛暑で夏バテか、鬼の攪乱か、立ち上がれず。昼、そうめんを食べて、夕方まで爆睡。午後には、某労組の定期大会があったが、欠席してごめんなさいね。
 
 夕方、どうにか起き上がって、修学院近くの焼肉店で民主党2区総支部の議員会。前原総支部長を囲んで美味しい焼き肉食べてビール飲んで暑気払い。奉行は前原議員、手慣れた手つきであぶってくれました。元気出してがんばろう!ということ。前原議員は明朝のテレビ番組に出演するということで最終の新幹線で東京へ。タフですなあ。ぼくも焼き肉食べてちょっと快復しました。
 
●8月9日(金)

 今日はナガサキに原爆が投下された日。過日、議員団の視察で長崎を視察した際、平和公園に出向き平和祈念像や爆心地のレリーフをみてきたところ。あれから68年。あらためて反核・反戦を誓う日。

 そして今日は金曜日、朝9時半から近くの近衛広場での「公園体操」に久しぶりに参加。リーダーの中川さんを中心に、夏は陽射しが強いので参加者も20人ぐらい。桜の木が生い茂った陰でみなさんとともに気持ちのいい汗を流す。
 
 事務所への来客は、新たな観光ツアーを企画している友人。吉田神社とゼスト御池に出向き、その企画の説明をして場所の提供をお願いに同行する。

     <関西学生フットサルチャンピオンカップ>

 昼は、京都府立体育館での関西学生フットサルチャンピオンカップの開会式に。実行委員長の大橋昭さんとは長い付き合い。男子16チーム、女子7チームが参加。ハーフタイムショーとして産業大学の「京炎・そでふれ!咲産華」の元気な踊りや映画「おりん」にも出演したという女優の水木桜子さん。可愛かったよ!田中けんじ府会議員とぼくが来賓挨拶。同志社の卒業生として同志社チームがんばれとエールを送る。ボランティアで京都府マッサージ師会のメンバーが選手にマッサージを実施。ぼくもしてもらいラッキー。ちょっと楽になった。
 
 夕方の来客は、某保育園のこと。色々な相談を受けます。
 
      <京都の景観と屋外広告物>
 
 夜は、京都府広告美術協同組合の懇談会に。ぼくと田淵府会議員が顧問。思い起こせば、6年前か、新景観条例で屋外広告物の規制が厳しくなるというとき出会って以来、色々と議論してきた。四条や河原町通りのケバイ広告物が取り除かれて街がきれいになったと思いませんか?
 とりわけ今年度は、市内全域の屋外広告物の総点検と是正指導をするということで、多くの嘱託職員を雇用してローラー作戦を敢行中。京都のまちに似合う品格のある優良な広告物の創造が求められている。児玉理事長らと懇談。また都市計画局の担当部署のメンバーも参加していたので、散会後、居酒屋で政策実現に向けての苦労話や熱い思いを聞く。がんばってや!

●8月8日(木)

 午後議員団室に。まずは、環境政策局の担当者から空き缶持ち去り時の職員対応マニュアル作りの進行状況について懇談。過日、ちょっとした事案があり、委員会でも質疑をしたことがあるが、それから見直しが始まっている。あらためて、後日また関係者とともに懇談の場を作りと思っている。

     <高野パチンコ店出店問題の現状>

 また左京選出の有志の議員が集まって、高野のパチンコ店出店問題を巡って、都市計画局の担当者から最近の動向について懇談。中高層条例に基づいて、住民と事業者との間で「調整」がされているとのこと。今後は「調停」に持ち込まれるとの予想。
 カナート洛北東側のホテルアバンシェル(旧ホリデーイン)にパチンコ店出店計画の看板が出たのは昨年の夏。あれから1年、市会で請願の採択もして、市長にも要望書を出したりしてきたが、業者は強引に事業を進めようとしている。今やホテルは解体されて跡形もない。反対運動を進めている住民は建築確認取消を求める審査請求の準備中。
 
     <議員団会議 地震緊急通報>

 4時半頃から久しぶりの議員会。海外視察から中野、安井両議員も無事に帰京。今後の日程や市会改革推進委員会での議論の報告に参議院選挙と中京補欠選挙の感想など。いずれにせよ意気消沈。いずれ1年半先の市会議員選挙に向けて議員団として、意思統一を図らないといけないよ。

 ところで5時前か、議員団室にいるメンバーの携帯が鳴り響く。緊急地震速報や、と誰かが叫んだ。ぼくのは鳴らんようになっているのかなあ。ちょっと構えたが、揺れはこない。即、テレビで速報を見るが震源地は奈良のようだとのこと、しばらくして落ち着きを取り戻して会議は続行されたが、誤報だったという。人騒がせな音や。
 会議終了後は、ビアホールで議員団暑気払い。


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