元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

市会会期末を控えて 12月6日ー8日

2011年12月11日 | 日記
●12月8日(木)

     <意見書の調整>

 10時から議員会。山本ひろふみ議員とぼくが意見書を調整する役。自民、共産、共産、また京都党、みんな無所属の会の担当者とああでもないこうでもないと合計11本の意見書を巡って論議。
 まずは、各会派提出した案について文言の訂正や趣旨の説明があり、一本づつ協議。「自治体クラウド」や「ミッシング・リンク」なる新語が出てきて、おじさんには理解できないよ。提出した会派の担当者からまったく違った説明もあり苦笑する場面も。
 夕方までかかって各会派の態度は概ね見えてきたが、文言修正を求めたりなんやかんや、時間がかかるのだ。

     <民主・都みらい議員団 市長への予算要望を提出>

 途中、午後3時からは、民主。都みらい議員団13人が全員が揃って市長第一応接室へ。3人の副市長や行財政局長らが同席するなかで、「2012年度京都市予算編成に対する要望書」を提出。山岸副団長が説明。
 原子力防災を含む災害対策など政策制度要望が16件、再生可能エネルギー設備の設置など予算要望が39件(内、重点項目10項目)、左京区役所跡地活用など各行政区の地域要望33件、合計88件となった。

●12月7日(水)

     <議員会で色々と議論>

 12日の会期末を控えて各会派は10時から議員会を開催。各委員会に付託されていた補正予算や議案についての審議の内容について各議員が報告し、問題点を整理。特に大きな問題はないので概ね賛成する方向に。
 ただし、議案ではないのだが、まち美化事務所職員や土木事務所職員の現業職の採用については、委員会でも議論があって、京都党が反対して決議を出すとか、出さないとか、また凍結の条例を提出するとかで、多少右往左往しているみたい。

 議員会では、11月に開催した「事業仕分け」の結果を受けてどう対応するのか、また明日提出する議員団の予算要望について、最後の点検も。また意見書の提出を巡って調整。
 障害者権利条約の批准と完全実施をめざす京都実行委員会から要請のあった「障害者総合福祉法の制定を求める国への意見書」の提出については、民主・都みらい議員団として提出することに。夕方5時には、各会派から意見書案が提される。自民党から1本、共産党から2本、公明党から7本の意見書案が出てくる。

     <クラブメトロのニックさん、来所>

 夕方、事務所にはクラブメトロのニックさんが来所。京都の若者文化、サブカルチャー、音楽文化を担うクラブメトロは、この春選挙前に中尾雅美ちゃんのジャズライブをぼくが主催したが、もう10年ほどの付き合い。運営の課題や京都の文化活動や風俗営業法のことなどについて懇談。がんばってよ!

●12月6日(火)

     <在日無年金問題の解決を目指す会・京都>

 市会定例会の会期末を控えて昨日と今日は常任委員会。今日は、交通消防委員会とまちづくり委員会。ぼくは所属していないので委員会はなし。午前中、事務所にて雑務。年明けになると色々と新年会などがありその案内がたくさん送られてきている。新しい市会手帳に日程を書き込み始める。

 午後は、市役所の委員会室で「外国籍市民高齢者・重度障害者特別給付金」の改善について、「在日無年金問題の解決を目指す会・京都」のメンバーらと保健福祉局の担当課長らと懇談の場に公明、共産の議員らと同席。本来なら国が給付すべきなのだが、制度の間にあって給付されない外国籍市民が存在する。各自治体が人道的救済の視点で独自に給付制度を設けているがその改善を求めた要望。わが先輩の京都造形大学客員教授の仲尾宏さんが説明して当事者らが手話通訳を介して問題点を訴える。

 夕方は、地域コミュニティサイトの今後の運営について北白川の「BANDA no Hana・万朶花」という居酒屋でコムページの牧野君らと懇談。ぜひアクセスして投稿してくださいね。ちょうどオーナーの女性がオーストラリアから帰京していて、インターネットでオーストラリアのウエストコーストの日本料理店と繋いでご主人とやりとり。電話代もいらん時代になったのか、とアナログ世代のぼくは驚くばかり。

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