吉田文化サロン
第33回「朝粥の会」
日時 2月24日(日)午前9時ー10時30分
会場 カルチャーガーデン「吉田の森}
(東山近衛東入る 761-5537)
テーマ「岡崎地域をもっと魅力的に}
お話 藤井俊志氏(京都市岡崎地域活性化担当部長)
参加費300円
動物園、美術館、平安神宮、みやこめっせがある文化ゾーンの岡崎公園。
京都会館も再整備中、もっと活性化しようと、いろいろな取り組みが進行中。
朝粥食べながらおしゃべり会です。
準備の都合上、参加ご希望の方はご連絡ください。
吉田の森(鈴木事務所 761-5537)
●2月16日(土)
<左京「防災フォーラム」>
午後、左京総合庁舎へ。会議室で「防災フォーラム」。各自主防災会のメンバーら150人ほどの研修会。講師は、室崎益輝関西学院総合政策学部教授。「地域防災力と災害時避難」と題して地域の防災力について、時には笑わしながら為になるお話。
自助、共助の限界を補完する地域の互助・共助の大切さを訴えられる。泥棒にアンケートした話、近所づきあいがある地域には泥棒は入りにくい、ということらしいが、なるほどと思う。減災をするために、各家の家具の倒壊を防ぐようにするとか、黒檀のテーブルにもぐりこむとか、地域でおいて職能や専門を持つ人々との連携など、時間の足し算、人間の足し算という考え方や、避難対策、避難所生活のことなど話をされた。
また、大原で避難行動マニュアル策定に取り組まれた「京・まち・ねっと」の石本幸良さんは、上京区は成逸学区での
20年からの避難所運営マニュアル策定の先進的な取組事例を発表。これぞ、京都の地域力なのだと敬服。
その後、錦林東山、修学院、大原の自主防災会の役員さんらが討論。地震など災害が起きないことを祈るが、もしもの場合は、地域力でいかに被害を最小限にする工夫が必要なのだ。
なお3月11日には、一斉防災訓練として、シェイクアウト訓練が行われる。午前10時30分、緊急速報メールが送信されて、その場で姿勢を低く、頭と体を守り、揺れが収まるまで机の下でじっとしている、という訓練だそうだ。
< ウフイツィ・ヴァーチャル・ミュージアム>
4時過ぎには、「ウフイツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」が開催中の京大総合博物館に。大野館長が地元吉田のメンバーを招待していただき解説。
イタリアはフイレンツェのウフイツィ美術館」所蔵の作品が、超高精細デジタル技術で、複製されて展示してある。画集なので見るボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」やプリマヴェーラ春などが、まるで本物のように見える。そしてタッチパネルで拡大したのを見ることもできるし、またウフイツィ美術館内の映像が正面左右に映しだされて、美術には門外漢のぼくもいささか興奮した。3月17日まで開催中です。必見ですよ!
<全国車いす駅伝大会の開会式>
午後5時半には、宝ヶ池のプリンスホテルでの第24回全国車いす駅伝大会の開会式に。教育福祉委員会のメンバーらと一緒に座る。毎年来られる名誉会長の高円宮妃殿下は、ご不幸があって欠席されていました。
今年は、北は仙台、南は沖縄まで28チームが全国から参加。高校駅伝、女子駅伝、大文字駅伝と続いてきた京都の冬の風物詩のトリがこの車いす駅伝。宝ヶ池から西京極まで5区間21キロの都大路を疾走するコース。
京都府身体障害者団体連合会会長の福山議員も実行委員。お茶席で、長年障害者運動をされてきた藤井さんと久しぶりに会い、長橋栄一さんや地下鉄のエレベーター設置運動の頃の話なども。明日は天気になればいいのに。
その後、銀閣寺の「きてや」で島内研議員を囲む会に乱入。「きてや」もこの春に閉店するという。またさびしくなるな。長いことご苦労さんでした。ありがとう!
それから山科は四ノ宮の鴨沂高校時代のからの友人宅で、東京からきた加藤啓を囲みながらワイワイ。スイスへスキーへ行って骨折した某君。ドイツの医療雑誌?にその入院姿が載っていた。帰途、九条山は雪がチラホラ。寒いよ。
●2月15日(金)
<新年度予算は その2>
議員会2日目。10時から建設、保健福祉、交通、産業観光、文化市民局、教育委員会の順番で、予算案や議案についての勉強会。
建設局は、道路構造条例の制定、テニスコートの使用料の改定など。事業では、LED道路照明灯の設置や道路の森整備、懸案の銀閣寺道の電線地中化も進みそう。
保健福祉は、父子家庭への支援施策の拡充、認知症支援事業など。障害児保育対策など保育行政の充実も図られるが、児童館の利用料と保育料の改定案も提案されている。議論になるね。
交通は、同志社の今出川キャンパスが拡充されることもあり地下鉄の乗客増を見込み烏丸駅では可動式ホーム柵の整備事業も始まる。市バスは、バスロケの拡充なども。今年は料金改定は見送られたが、消費税のアップが実施されると料金の上乗せになります。
産業観光局は、中小企業海外展開事業、ソーシャルビジネス支援事業、マンガクリエーターを育てる「京都版トキワ荘」なるものも。そして「八重の桜」観光PR事業も展開される。
文化市民局は、国際現代芸術祭開催に向けての準備や左京区は岩倉にある史跡岩倉具視幽棲旧宅の維持管理が目新しい。美術館の将来構想の策定に手を付けられる。頭が痛いのは各文化会館や運動公園の使用料の改定もあるよ。なお整備中の京都会館の使用料も提案されています。
教育委員会は、御所南小学校の分校?を元春日小学校敷地に整備すること、学校トイレの洋式化、錦林小学校と新洞小学校統合整備、いじめ不登校対策でスクールカウンセラーの拡充なども予定されている。
各局1時間の制限時間での勉強会で簡単な質疑と資料要求などがあり、夕方5時まで。2月28日から始まる予算特別委員会で審議することになります。夜は、事務所にて議員レポートの校正作業。
●2月14日(木)
<2月市会定例会 議案勉強会>
今日から議員会を開いて、2月市会定例会の議案について各局から説明がある勉強会。10時から行財政、消防、上下水道、環境政策、都市計画、総合企画局と順番に説明と簡単な質疑と資料要求。
24年度内の補正予算、新年度の予算案、そしてその他、諸々の議案がある。24年度の補正予算は、自公政権に変わって緊急経済対策に伴う公共投資の推進として、道路橋梁整備、市営住宅維持修繕などに101億円の大型補正。さすが安倍政権!?
<京都市当初予算について>
門川市政2期目2年目になる2013年度一般会計当初予算案は、前年度比0・2%減の7366億円で、中小企業融資制度預託金の減額を除くと実質的には前年度に比べ115億円増。12年度2月補正における国の緊急経済対策分の見込み額115億円を含め積極的な予算編成。
歳入では、税制改正により市税収入が21億円増の2407億円を見込む。市有地売却や事業見直しなどで118億円を工面し、将来の借金返済に充てる公債償還基金を93億円取り崩して財源を確保。国が返済する臨時財政対策債を含む市債発行額は12年度から18億円増の913億円で、残高は過去最大の1兆2600億円。
歳出は、「未来の京都に向けたまちづくり」を目指して、道路など防災・老朽化対策、経済再生と雇用創出、福祉・医療、子育て支援に重点配分し、例えば、約780人分の短期雇用を創出する事業に10億6千万円、保育所3カ所の新設など保育サービスに7億3100万円、老朽化橋の耐震改修など都市基盤防災対策に21億6千万円などです。上下水道料金や保育料、使用料などの見直しもあり議論を呼びそう。
上下水道局は、老朽化した水道管の更新のための財源確保のためなどで平均3.7%の料金改定を提案。
以下、各局の新規事業。災害時の帰宅困難者対策、原子力防災対策の充実、避難所マニュアル作成、防災センターのリニュアル。岡崎地域公共施設間エネルギーネットワーク形成実証実験、既存建築物の耐震化強化、「歩くまち・京都」の推進、阪急大宮駅などのバリアフリー、屋外広告物対策、神宮道歩行者専用化プロジェクトなど。
議案は、市職員の退職手当の引き下げなど。夕方5時まで続きました。
<ダンス規制法の見直しを>
夜、事務所の来訪者は、クラブメトロのニックさんら。風営法では。ダンスを規制しているのだが、店内で、客が肩を揺らしていたとか、かかとがあがっていたとかで、風営法違反で摘発されたりするという。ヒップホップダンスが中学校では必修科目になっているし、若者文化を育てるためにも、音楽家の坂本龍一さん「ダンス規制法の見直しを求める国会請願」を出したいと、相談に。超党派でロビー活動をするとかで、京都選出の国会議員に説明に行き、紹介議員になってほしいと相談に。その場で、議員秘書に電話をしてアポをとる。この2年ほど前からぼくも相談に乗ってきたが、がんばって運動を広げてきたね。これからが正念場だよ。がんばりや!