奇跡への絆

図師ひろき

敬う

2008年09月15日 23時46分01秒 | Weblog


 敬老会に行ってきました。
 雨模様のせいもあって、参加者は例年に比べると少なかったのですが、それでも50人くらいの方が集まってくださいました。

 会場の公民館は、万国旗で飾られ、テーブルには祝いのお弁当のほかにも地区の女性部が朝早くから作っていただいた料理が所狭しと並べられていました。

 式の中で、挨拶をさせていただきました。
「仕事仕事でゆっくりできんかい、なかなか顔を見れんなったけど、皆さんの応援に恥じんようにちゃんと仕事しよるよ。福祉のことやったら議員の誰よりも勉強してきたから、どんどん発言しよるからね。皆さんがここ川原でいつまでも安心して暮らしていけるように、もっともっと頑張ってくるから、見守っちょってください。」

 すると会場から
「ひろっくんがテレビに映るときは、一生懸命に見よるけん、なかなかよう探しきらんが!ひろっくんは議会じゃどこら辺に座っちょとね!」

「議会じゃね、テレビカメラがあるところとは反対側に座っちょるかい、なかなか映らんとよね~。今度、カメラマンさんに頼んでアップで撮ってもらわんといかんね!」
「じゃが!じゃが!!ハハハハハハハハハ」

 仕事で飛び回っていますが、心は側に居ますからね。

 会は和やかに進み、子供達のひょっとこ踊り
        

大正琴や
    

銭太鼓
      
さらには華麗な日本舞踊
  

などなどあっという間の2時間でした。
 皆さんの側にいさせていただくだけで、地域の絆が深まり、あったかい気持ちになります。
 ありがとうございます。
    

 


ポツリ・・・

2008年09月14日 17時05分16秒 | Weblog

 
 県庁議会棟、愛みやざき会派室で代表質問の準備に追われています。

 ここ1週間、昼間は県庁に缶詰。夜は地域の行事に参加が続いており、少々バテ気味です。
 今、16時21分。
 議会棟には私しか居ません。
 静かです。
 私がパソコンを叩く、乾いた音だけが響いています。
 必要のない電気は消しているので、少々不気味でもあります。

 今回の代表質問は

 ・宮崎県障がい者福祉計画の進捗状況と今後の障がい者施策について
 ・東アジア戦略と観客誘致について
 ・道州制導入における九州知事会の動向について
 ・農商工連携促進法と営農支援システムについて

 ・入札制度改革について
 ・口利き問題と職員倫理規程について
 ・エコクリーンみやざき問題について
 ・平成20年度学力・学習状況の調査結果と今後の活用について
 ・海岸侵食対策について
 ・知事の政治姿勢について

 10項目を予定しています。
 どの項目も、現在そして未来の宮崎のために重要な課題ですので、じっくり議論していきたいと思い、それぞれの項目につき、4~7つに追跡質問も考えています。
 しかし、与えられている質問時間は、50分間。
 答弁時間も入れれば約2時間の攻防になりますが、実のとれる質問するために繰り返し繰り返し質問内容を検証しています。

 原稿はできました。
 
 今までの一般質問では、持ち時間30分で約7000字の原稿+一問一答式のため想定問答用の原稿を用意していました。
 今回は、持ち時間からして約9000字の原稿が必要なのですが、すでに12000字近い量の原稿になっています。
 
 これからは、項目の絞込みと想定問答の準備です。

 時間内にまとめるために思い切って捨てなければならない原稿も出てきます。できるだけ分かりやすい表現で、県民の方に広く理解していただける内容にする必要もあります。

 何より文字に気持ちを乗せなければなりません。
 本会議場で原稿を棒読みし、下ばっかり見ながら発言していては伝わるものも伝わらないのです。
 原稿を自分のものにし、感情を込め、1つ1つの発言に説得力を持たせるために声に出し、読み込みをしなければいけません。
 
 広い県庁の中にポツリ・・・
 孤独な作業は続きます。

 愛みやざき代表質問まで、あと5日。

            


得した気分

2008年09月13日 13時00分36秒 | Weblog

 先日、ワイシャツを買おうと紳士服店に行きました。
 ファッションにこだわりのない私は、“安いのがいいな~”と店内をブラブラしていました。
 その時目に飛び込んできた“現品限り!半額!!”の文字。
 
 靴でした。
 
 その時履いていた靴を見下ろすと、かなりくたびれていたので、靴を買うことにしました。
 私の靴のサイズは、25.5か26cm。(身長のわりに小さいと言われます)
 靴のコーナーには、残りわずかになった靴が並べてありましたが、サイズが26.5㎝からしかありませんでした。

 “2足で1足分か~”
 迷わず2足買いました。

 得した気分で家に帰り、早速次の日から履いてみると・・・
 やっぱりブカブカ・・・
 すぐにくるぶしの下あたりにマメができてしましました。
 
 その日は何とか乗り切りましたが、損した気分で家に帰り、靴の先のほうに新聞紙かティッシュを詰めてから履こうかな・・・とも考えましたが、汗っかきな私は、長距離歩るくと蒸れてゴワゴワになるよな・・・と断念。
 かえって高い買い物になってしまった・・・

 次の日、別の靴で出かけ、出かけた先で高い買い物の話をすると
「少しくらいのブカブカなら、靴に中敷きを入れるといいよ!」
 とアドバイスをいただき、早速帰りに100円ショップに行って、中敷きを購入。
 中敷き装着。
 履いてみると、これがベストフィット!

 サイズピッタリ!&蒸れ防止効果抜群!
 得した気分!
 
 さらに、以前歩きに歩いて、靴底に穴が開いてしまった靴に装着してみると、新品のような履きごごち!まだまだ履ける!
 ますます得した気分!!

 今度、中敷きを変える時はREGALかどこかの中敷きを探してみようかな(笑)  



            

フォレストベンチ

2008年09月12日 20時11分43秒 | Weblog

 今年は幸いなことに、今のところ台風災害がありません。
 でも13号が近づいて来ていますね。
 皆さんで念じましょう・・・
 “来るな~、来るな~”
 
 そんなバカなことを言ってないで、本論に入りましょう。
 台風災害は、家屋の破壊、農作物の被害、河川の氾濫、急斜面の崩壊、ライフラインの寸断などなど甚大な影響を及ぼします。
 中山間地では、山崩れ、崖崩れで道路がふさがり孤立してしまうことも珍しくはありません。
 事実、私が住んでいる木城町川原も崖崩れにより、道が通れなくなることがよくありました。
 中学校のときは、10km離れた学校まで自転車通学でしたが、台風で崖が崩れると、30kmほど遠回りしての通学を余儀なくされていたため、胸を張って遅刻していったものです。
 成人してからも街まで飲みに行った帰り、崖崩れで道がふさがりタクシーが通れず(台風が来るときに飲みに出るのが間違いなのですが・・・)、迂回してもらうのも、もったいなかったので、そこでタクシーを降り、道路に覆いかぶさる土砂の上を恐る恐る歩いて帰ったこともありました。
 今考えると怖いことをしていたと、つくづく思います。酔った勢いでしょうね・・・

 余談はさて置き、本論に入りましょう。
 急斜面補強は、コンクリートを吹き付ける工法が一般的ですが、崩落災害が
台風等の度に取り上げられています。また景観的にもコンクリートが自然に調和しているとは言い難いでしょう。
 
 そこで注目されているのが“フォレストベンチ工法”です。
 フォレストベンチ工法とは、自然と共生して斜面を災害から守り、斜面の価値を平地並みに高める土木技術です。地形や地質を選ばず、高地から水中に至るまで、分け隔てなく適用できるので、強雨・地震に動じない強靭な国土造りを可能にするとのことです。

 、地震等に対して、脆く粘りの無いコンクリートに代って、軽量で透水性に富む鋼構造で衝撃を緩和できるのは大きな利点です。台風等の大雨を受け容れ、斜面崩壊の根絶と雨の穏やかな循環に活かされます。

  雨水は全てを階段状の水平面で受け止め、地下へ送り込み清浄な淡水へと変えて行きます。
 国土の7割を傾斜地が占める我国で、これまで危険として遠ざけられてきた斜面を対象に安全を高め、そこで森を育てることは、災害の無い暮らしと循環型社会を目指す上で合理的かつ具体的な取り組みと言えます。

 この工法を活用し、海岸侵食対策に活かせないものかと、フォレストベンチ研究会の方々と意見交換をさせていただきました。

 まだ研究段階ではありますが、海岸侵食にも有益性が検証できれば、ヘッドランド工法と平行して、住吉海岸への導入を促していきたいと思います。
 

 

 

 


子どもたちがhappyになるために

2008年09月11日 18時20分57秒 | Weblog

 
 子育てをするママ・パパに最新の育児情報を提供する雑誌“みやざきママ・パパhappy”の編集部の方々と意見交換をさせていただきました。

 編集部の方々といっても、素敵な現役子育てママさんで、今回は愛みやざき会派室に二人の天使も一緒に来てくれました。

 テーマは、妊婦健診や出産一時金の拡充、産婦人科医の確保対策、仕事や生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)のとれた社会づくりなどなど尽きることはありませんでした。

 特に妊婦健診については、医療機関で健診を受けると1回当たり平均9,000円かかるのですが、国は現在5回分の健診費用に相当する総額約460億円を地方交付税で財政措置し、妊婦の負担軽減を図っています。
 しかし、実際には出産まで14回ほど医療機関にかかることになるようで、子育て世帯にかかる経済的負担は大きいのです。健診費用が負担できず、受診を控えることを余儀なくされている世帯も少なくありません。
 妊娠中の異常を早期に発見して、治療し、無事出産するための必要な健診は、公費負担とするべきです。

 そこで愛みやざきとしては、少子化抑制・子育て支援のためにも、妊婦が望ましい回数の健診を定期的に無料で受診できるよう、国に対し意見書を提出することを検討しています。
 国への意見書の提出は、愛みやざき単独でできることではなく、他会派の賛同を得なければなりません。
 
 もし国への意見書提出が叶い、国が14回分の健診費用を公費負担すとなった場合には、新たに840億円の財源が必要となります。
 すぐに叶うことが困難であったとしても、声を出す、出し続ける、動き続けることが大切です。それが私たちの仕事です。

 今、毎日自民党の総裁選挙が報道されています。候補者が子育て支援策を打ち出していても、妊婦健診については・・・
 民主党もマニフェストの中で、子育て支援について明確な方針を打ち出していますが、妊婦健診無料化については・・・

 皆さんも是非、県政・国政に関心を持っていただき、共に動きましょう!
 
 奇跡を待つより、手をつなごう!!

           


笑顔に囲まれて

2008年09月10日 19時26分44秒 | Weblog
 
 選挙前から発声練習に通わせていただいてる“森川歌謡教室”の懇親会に行ってきました。
 最近は、足が遠のいていたので、よそよそと会場になっている森川先生宅に入っていくと

「ずっさん!久しぶりじゃが!こっちにこんね!!」
「ずっさんが来たかい!もう一回乾杯じゃ!!」

 すぐに笑顔で囲んでいただきました。

 煮しめが美味しかった!
 赤飯が美味しかった!
 たこの刺身が美味しかった!
 漬けもんが美味しかった!
 フルーツたっぷりのケーキが美味しかった!!
  
 次の会合が入っていたので、1時間ほどで失礼をしました。

「今度はビールで乾杯すっかい、泊まる覚悟でこんといかんど!」
「そん時は、うちげんの梅酒を持ってきちゃっかいね!」

 気持ちよく送り出していただきました。

「ありがとうございます。また来ます。」

 9月定例議会で愛みやざきの代表質問に立ちます。
 睡眠不足もあって、今、少しブルーです。
 移動中の車の中で、なにげに泣けてきました。

            

私の隊長

2008年09月09日 22時59分27秒 | Weblog

 イラク復興支援派遣輸送航空隊15期の任務を全うされた有村隊員と話をさせていただきました。
 
 有村隊員の第一印象は“いかつい”でしたが、話してみると、最高に爽やかで丁寧な青年でした。たくましいひげを蓄えておられるので年配にも見えますが、私より10歳も若い29歳の若武者でした。
 以前、ひげの隊長で有名な佐藤参議院議員とお話させていただいた時も、最初はとっつきにくい方かと思いきや、風貌からは想像もつかない高い声で優しく対応していただいたことを思い出しました。

 日本から6500km離れたクウェートに派遣され、気温が50度を超えることがある渇水の地で4ヶ月間の警備任務を遂行された有村隊員は、とにかくでかかった!

 警備は24時間を2交代で行い、基地内へ乗り入れる車両のチェックや基地周辺監視が主な任務とのこと。
 いくら自衛隊駐留地域が非戦闘地域と言われていても、あくまでもそれは日本の見解であり、テロ多発地域で任務にあたる自衛隊員の緊張感たるや我々の想像の範囲であるはずがありません。

 事実、基地周辺に不審車両が接近し、厳重警戒態勢がひかれたり、湾岸戦争当時の不発弾が週に2~3発は基地周辺から発見され、それが処理される爆音が頻繁に鳴り響いていたようです。

 リフレッシュのための休暇は月に1回。
 クウェートの中心地のホテルに宿泊が許可されるものの、行動制限はもちろんのこと、単独行動は許されず、さらにイスラム教の国ということで、豚肉とアルコールは禁止。自衛隊員も休暇中ですら口にすることは全くなかったとのことでした。

 命を危険にさらし、日本の国際貢献のために尽力する手当てはいかほどなのか・・・

「6,000円です。」

 有村隊員はさらり。

「えっ?」

「1日につき、6,000円です。」

「えっ?えっ?」

「国内での勤務時と同額の給料+クウェートでの勤務日数×6,000円です。」

「クウェートでの休暇は、手当ての対象にならないの?」

「なりません。」

 あり得ない!!!
 任務内容や配属地によって、手当額の違いはあるものの、あまりにも低い!
   
「国のためのという使命感が、志願理由ですか?」

「国のためにというよりは、国際貢献したい、平和のために何ができるかをいつも考えています。」

 考えているだけではなく、尊い活動をされている。

「もう一度、派遣される機会があれば、行きますか?」 

「行きます!嫁が許してくれればですけど・・・ワハハハハ・・・」

「お父さん、息子さんはこう言われてますが、また行かせますか?」

「無事に帰ってきて欲しいと思います。止めることはしません。」

 不謹慎かもしれませんが、最高に、かっこいい!
 こんな生き方に憧れます。
 私も今の仕事の延長線上に、国際貢献できる仕事があると信じて前進しています。
 
 有村さん、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
 気弱になっていた種火に、大きな力を与えていただきました。

 帰宅後、こみ上げるものがあり、10km走りました。 
 

            


九州の関が原

2008年09月08日 15時08分02秒 | Weblog

 1500年代後期に九州の関が原と言っても過言ではない、“高城合戦”が宮崎県児湯郡木城町で行われたことはあまり知られていません。

 戦国時代真っ只中の1570年代、伊東氏と島津氏が現在の宮崎県内で勢力争いをしていました。
 そして各地の戦いで勝利をおさめた島津氏は、新納院高城(木城町)の地頭に山田新助有信を任命しました。その後も都於郡城(西都市)に鎌田政近。財部城(高鍋町)に河上三河守。内山城(高岡町)に比志島国貞を配し、伊東氏の残党の反攻に備えました。
 その頃、豊後(大分県)で九州統一の野望を抱いていたのが“大友宗麟”です。
 大友氏は北九州の攻略にも成功し、強大な勢力を確保していましたが、島津氏の日向領有は脅威となっていました。
 大友氏は徐々に南下を始め、そして1578年11月高城川(小丸川)合戦をむかえます。
 初戦は大友軍優勢。
 大友勢は優位に乗じて殺到。しかも若武者は我も我もと先陣をの功を競い、統制もとれぬまま突撃を繰り返しました。猪突しかない大友勢を島津軍冷静に迎え撃ち、大軍の横から反撃奇襲。分断されてしまった大友軍は戦力半減。一気に形勢は逆転します。
 その時、高城川の川面は両軍の兵士の亡骸で覆いつくされ、淵は血で紅に染まったと伝えられています。
 これが、第一次高城合戦と呼ばれるものです。
 
 大友軍は敗走、豊後に退きました。

 
 島津氏は日向国の経営を安泰にし、九州制覇を目指して北進していきます。
 大友宗麟は島津軍の攻撃を自力でかわすことが困難と判断し、1586年自ら大阪に出向き、全国制覇を目前にしていた“豊臣秀吉”に助けを求めます。
 秀吉は、島津氏と大友氏の和睦を勧めましたが、島津氏が応じず、秀吉の九州征伐が始まったのです。
 そして豊臣軍と島津軍の第二次高城合戦へと発展していくのです。

 この時代の転換期となった戦いの展開を、膨大な資料を丁寧に整理して、分かりやすく解説した“高城戦記~九州の関が原はどのように戦われてたのか~”が鉱脈社から出版されました。
 著者は、木城町にお住まいの山内正徳先生です。
 この度開催された出版記念祝賀会に参加して来ました。
 
 山内先生は90歳を超えられていますいますが、ますます創作意欲旺盛で
 「次回は、小・中学生にも理解できる、学校の副読本として使ってもらえるような作品を作ってみたい。」
 と語られていました。
 頭が下がります。
 
 私たちは、過去から、歴史からしか生き方を学ぶことができません。
 時には自分の地域に息づく史実に耳を傾け、自分の立つ位置を見つめなおすことは大切です。
 街の風景が変わって見えてきますよ。
 “高城戦記”是非、ご一読を。
 
  

 


見せろ!高鍋魂!!

2008年09月07日 14時52分09秒 | Weblog

 母校・高鍋高等学校の鳴海ヶ丘祭<体育の部>(いわゆる体育祭)に行って来ました。

 週間天気では雨交じりの天候のようでしたが・・・ピーカン!
 生徒には可愛そうなくらいの猛暑でしたが、とにかく元気がいい!!
 私もつられて、開会式の応援歌斉唱では、生徒に負けないくらい熱唱!
 高鍋高校応援歌には途中、拳を突き上げて
「オッ!オーーーー!」
 と叫ぶところがあるのですが、もちろん私も
「オッ!オーーーー!」

    

 競技中も生徒はテントからはみ出して、青団、赤団、黄団それぞれ応援の叫びがやむことはありませんでした。
 とにかく元気がいい!!
 腹の底から吐き出される元気!元気!元気!に羨ましささえ感じていました。

 午前中最後のプログラムは“ダンス”でした。

         

 私たちが高校の時もダンスがありました。
 あの時は、踊ってくれるパートナーを探すのに何ヶ月も前からソワソワしていた事を思い出しました。
 パートナーをお願いすることも緊張していたのですが、なんとダンスの後、バレー部の部室に一緒に行って・・・

 先輩にその彼女を紹介しなければいけないという儀式がありました。
 これはバレー部だけではなく、体育会系の部ではどこでも行われいました。
 
 彼女とはダンスで手を握ったっきりで、その後は学校で会っても遠くから手をあげるくらいでした。
 甘酸っぱい思い出です。

 生徒の走りを見ていると、血が騒ぎます。

         

 小さい頃から走ることが好きで、リレーや駅伝の選手に選ばれていたので、今でも高校生くらいには負けない自信が・・・
 走りを見れば見るほど、崩れていきました。
 あらためて体を鍛えなければと痛感した来賓席でした。

 生徒の皆さん!
 高鍋魂!見せてもらいました!
 また堀川ラーメン前の交差点で挨拶をしているのを見かけたら気軽に声を返してください!!

    



2008年09月06日 12時30分51秒 | Weblog

 月に2回“愛みや朝食勉強会”をしています。
 あらゆる分野の有識者の方々と、ざっくばらんな意見交換の中から、県民目線の生の声を聴かせていただき、政策提言の糸口を探っています。

 今回は、住吉海岸の侵食問題に取り組まされている方々と、食事の箸が止まるほどの意見交換をさせていただきました。

 海岸侵食については以前にも取り上げましたが、愛みやざき県外研修で茨城県鹿島を訪れ、勉強をしてきていましたので、しっかりとした議論の積み上げができました。
 鹿島では鹿島灘の砂浜を守り、その姿を次世代へと伝えていくため、全国に先駆け“ヘッドランド(人口岬)”工法と養浜事業を採用し、海岸保全に取り組まれています。

 意見交換では
「住民説明会は開かれているものの、行政はヘッドランドありきでしか話をしない。」

「宮崎の海は、全国のサーファーの憧れなのに、ヘッドランドができてしまえば観光客は間違いなく減る。」

「ヘッドランドはオーストラリアで始められた工法だが、設置後海難事後が相次ぎ、撤去し始めている自治体がある。」

「神奈川県ではヘッドランドを中止している。」

 と次々にヘッドランドに疑問を投げかける意見が出されました。

「確かにヘッドランドだけでは、侵食は止まりませんし、海岸線沿いの景観は損なわれます。侵食の原因は、山の未植栽地やダムの堆積土砂や堤防や港湾建設、そして地球温暖化などが考えられます。しかし、これらの問題を1つ1つクリアしていくには100年の計が必要でしょう。
 海岸地域の住民の暮らしや農地を守ることは、待ったなしです。
 台風が来るたびに、恐怖を抱きながら過ごしている県民が居るのも事実です。
 観光客も大切。設置した場合の事故防止対策も大切。費用対効果の検証も大切。ヘッドランド設置がすべてではありませんが、現時点ではそれにかわる有益な対応策が見当たりません。なにか手がかりがあれば教えてください・・・」

 すると
「もちろん私たちも地域住民の不安な気持ちは理解しています。
 ただヘッドランドありきではなく、複数に対策を講じながらベストな環境を整備して欲しいのです。
 例えば、神奈川県では、砂が溜まりやすい港湾から砂を吸い上げ侵食海外に供給する“サンドバイパス”を設置しています。また間伐材を利用して大きな木枠を作り、50メートルおきに沈め、その木枠周辺に砂を溜めていくという工法があります。さらに海岸植物を植栽し、植物の根で砂を掴む“グリーンベンチ工法”などがあります。」

 大変参考になりました。
 行政に対してクレームを言うだけではなく、代替案を持って協議することが必要ですし、その代弁が我々の役割です。

 今回の勉強会の内容をさらに吟味し、練り上げて、9月定例議会の愛みやざきの代表質問に、私が立ちます。