本会議が近づくにつれ、落ち着いてきました。
「ただ今より、愛みやざき図師博規議員の発言を許します。」
議長の促しを受け、登壇。
はじめに台風で被災された方々にお見舞いの気持ちを送り、質問にはいりました。
壇上から見渡す議場は、広いです。
前列には愛みやざきの仲間が
「行けーっ!ひろきーっ!!」
と心で叫んでくれていて、安心します。
先輩議員の視線にも、一人一人応対し、記者席から傍聴席へと視線を移すと、台風の後片づけが忙しいにもかかわらず、たくさんの傍聴者に足を運んでいただきました。
その中に、群馬県から応援に来てくれた親友が、拳を突き上げガッツポーズを送ってくれていました。思わず
「・・・群馬県からも親友が応援に駆け付けてくれ、あらためてたくさんの方々に支えられ、ここに立たせていただいていると感謝しています。」
場内から
「そんなこと言ってないで、早く質問に入れ!」
どこから飛んできた言葉かと思い、発言者を探してみましたが、分かりませんでした。
さらりと
「先般、通告しておりました項目について順次質問をしてまいります。」
精神障がい者の方々がおかれている厳しい生活環境について、福祉保健部長と議論を闘わせました。(宮崎日日新聞がその内容を一面目に取り上げてくださいました)
白熱した議論は、予定していた時間を越えてしまい、時間を調整するためにおもいきって次に予定していた“道州制について”を飛ばし、3つ目の項目である“口利き問題について”を取り上げました
私の隣りでは、松田代表が質問に関する資料を並べ替えて、私の左手前に差し出してくださいました。
今日の写真でも分かるように、松田代表は私を鼓舞するため励まし、支え、微笑んでいてくれます。安心します。
質問が進むにつれ、時間は砂時計が落ちる間際のようにみるみるとなくなっていきました。
最後の質問に入る前に、先に飛ばした“道州制”の質問を知事にぶつけました。
結果、この質問でのやり取りが持ち時間をオーバーすることになり、野次が飛んでくることになるのですが、私はこの質問を投げかけて良かったと思っています。
知事は本音で答弁してくださいました。
「道州制は国から押し付けられるものではなく、地方が主体的に勝ち取らなければならない!」
同感です!
1 宮崎県障害者福祉計画の進捗状況と
今後の障がい者施策について
2 口利き問題について
3 東アジア戦略について
4 入札制度改革について
5 海岸侵食対策について
6 平成20年度学力・学習状況調査について
7 道州制について
8 知事の政治姿勢について
1時間40分にわたる攻防は、充実していました。
しかし、満足していません。
今回も数々の政策提言をさせていただきましたが
「財政難の折、今後検討させていただきます。」
との消極的答弁が続きました。
“選択と集中”が必要です。
これからも弱い立場の方々のため、県民目線での行政改革に取り組んでいきます。
最後になりましたが、アドバイスをいただいた山口顧問と担当課との調整役で私のわがままに懸命に応えていただいた財政課の大衛さんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
代表質問の録画がご覧になれます。
http://www.live-vod-com.co.jp/pref-miyazaki/2_vod.html