私が娘だったころ、日本の伝統文化である茶道華道は花嫁修業のひとつだった。
作法やら行儀やら伝統やら儀礼やら、そんな辛気臭いもん大嫌い、封建的なもんは断固反対で、母は母方の祖母から「〇子のしつけができていない」とよく言われていた。
そんなもんどこ吹く風~
学生運動には走らなかったが、体制派の成人式も出なかったし、もちろん振袖も作らなかった。
すぐに軟弱になって、大学卒業時の謝恩会にはちゃっかり振袖あつらえたけど。
以来、茶道にも華道にも書道にも全く縁がなかったが、中年になってから首をつっこむことになり、いろいろ知識が増えてくるのも楽しみになってしまった。
改めて、日本の和の美を学んでみよう!ってヤツね。
一昨日訪れた桂離宮にもいろいろ隠し技が。
左上=真の敷石(きっちりと人工的に加工した石を使っている)
右上=行の敷石(半分加工した四角い石で半分は自然石を並べてある。
左=草の敷石(自然石のまま自由に組んである)
書の場合は、左から真(楷書)、行書、草書、である。一応自筆。
茶の湯ではご挨拶の形で、真の礼は両手のひらまできちんとついて深くお辞儀、行は半分お辞儀、草は指先だけついて軽くお辞儀である。
笑ってしまう位・・・
でも、その先で ちゃんと日本文化を身に着けたひらりんさんと
そのまま、反抗期?を続けた幼稚で怠け者の自分の違い!
OL時代に 職場でお花を習いました。
先生は 私の花を見て「いいんですけど・・・」と言いながら
結局 全部抜いてしまわれた。くっそー!辞めじゃー!
長男のお宮参りも 義母が行きたかったみたいなのに
「寒い時期に 子供いじめや」言うて 行ってない・・・
書道は ずっと行書をすらすらと書きたい!と
思ってましたが、実行は伴わず。
今は 手が痺れて 我ながら情けない字しか書けません。
茶道にも通じるもんやとは 全く知りまへなんだー(恥)
「力」の下の字は何と読むのん?
お茶で良かったなと思うのは姿勢がいまだに良いこと。
生け花は最近花瓶に文字通り投げ入れるだけなのですが、やって良かったなと。
でもなんでも続けてないとだめですね・・・・
ひらりんさんの偉いのは続けていること!!
これは本当にすごいです!
ハッキリ言って全く身には付いとりません。日常の字は下手なまま、お茶の作法も入門止まりです。
ブログネタになるから、ま、いいか、てなもんで、カメラみたいに何が何でも大好きには程遠いです。
「力」の下の字は所ですね。
■ささゆりさんへ■
止められずにのんべんだらりんと続いているだけです。
止めるほどの気概も機会もなく、お付き合いで続けてきたら、ま、それなりに楽しい…