ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

真・行・草

2014-01-08 20:21:35 | 趣味


私が娘だったころ、日本の伝統文化である茶道華道は花嫁修業のひとつだった。
作法やら行儀やら伝統やら儀礼やら、そんな辛気臭いもん大嫌い、封建的なもんは断固反対で、母は母方の祖母から「〇子のしつけができていない」とよく言われていた。
そんなもんどこ吹く風~
学生運動には走らなかったが、体制派の成人式も出なかったし、もちろん振袖も作らなかった。
すぐに軟弱になって、大学卒業時の謝恩会にはちゃっかり振袖あつらえたけど。

以来、茶道にも華道にも書道にも全く縁がなかったが、中年になってから首をつっこむことになり、いろいろ知識が増えてくるのも楽しみになってしまった。
改めて、日本の和の美を学んでみよう!ってヤツね。
一昨日訪れた桂離宮にもいろいろ隠し技が。
左上=真の敷石(きっちりと人工的に加工した石を使っている)
右上=行の敷石(半分加工した四角い石で半分は自然石を並べてある。
左=草の敷石(自然石のまま自由に組んである)
書の場合は、左から真(楷書)、行書、草書、である。一応自筆。
茶の湯ではご挨拶の形で、真の礼は両手のひらまできちんとついて深くお辞儀、行は半分お辞儀、草は指先だけついて軽くお辞儀である。


3 コメント

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メッチャ 真面目! (sagano)
2014-01-08 22:24:25
何か 若い時の心境が あまりに似ているので
笑ってしまう位・・・
でも、その先で ちゃんと日本文化を身に着けたひらりんさんと
そのまま、反抗期?を続けた幼稚で怠け者の自分の違い!
OL時代に 職場でお花を習いました。
先生は 私の花を見て「いいんですけど・・・」と言いながら
結局 全部抜いてしまわれた。くっそー!辞めじゃー!
長男のお宮参りも 義母が行きたかったみたいなのに
「寒い時期に 子供いじめや」言うて 行ってない・・・

書道は ずっと行書をすらすらと書きたい!と
思ってましたが、実行は伴わず。
今は 手が痺れて 我ながら情けない字しか書けません。
茶道にも通じるもんやとは 全く知りまへなんだー(恥)
「力」の下の字は何と読むのん?
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あけましておめでとうございます (ささゆり)
2014-01-08 23:30:18
はい・・・わたくしも花嫁修業で生け花師範、お茶もやり、書道は、うん段(今はめちゃくちゃ下手)。
お茶で良かったなと思うのは姿勢がいまだに良いこと。
生け花は最近花瓶に文字通り投げ入れるだけなのですが、やって良かったなと。

でもなんでも続けてないとだめですね・・・・
ひらりんさんの偉いのは続けていること!!
これは本当にすごいです!
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皆さんへコメントです (ひらりん)
2014-01-09 16:40:55
■saganoさんへ■
ハッキリ言って全く身には付いとりません。日常の字は下手なまま、お茶の作法も入門止まりです。
ブログネタになるから、ま、いいか、てなもんで、カメラみたいに何が何でも大好きには程遠いです。
「力」の下の字は所ですね。

■ささゆりさんへ■
止められずにのんべんだらりんと続いているだけです。
止めるほどの気概も機会もなく、お付き合いで続けてきたら、ま、それなりに楽しい…
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