2018/11/29
この日のメイン、お目当ての龍吟庵へ行きます。
春と秋のみの特別公開のお庭で、重森三玲のお庭があるのに、今までぜんぜん知らなかった。
「偃月橋(えんげつきょう)」
通天橋と臥雲橋で東福寺の三大橋
振り返って
敷石も何となくカラフル
係りの人が15分ほど説明してくれる。
国宝の方丈(建物)の周りの南、西、東方向に三玲晩年(昭和39年)の枯山水がある。
拝観するときは方丈方向は撮影不可、お庭方面は撮れます。
リュック等は前抱えに。実際、木の引き戸がカバンのようなものでこすれて傷になっていた。
砂だけの南庭「無の庭」
真ん中に唐門(外からは表門になる)
横の竹垣「稲妻」がきりっと引き締めている
大きい画像
西庭「龍の庭」
白川の白砂で海を、若狭の黒砂で雲を
龍の角が飛び出し、躍動感のあるお庭
黒砂と白砂を分ける境界はモルタルで作ってあるそう
この辺りがのどかに近代的というか昭和的な(笑)
西庭の竹垣模様を撮り忘れた
開山堂の足利義満筆の額
ヤマガラが遊びに来ていた
東庭「不離(はなれず)の庭」
赤砂は水にぬれると深みのある赤銅色になるので、雨の日に眺めるのが良いとのことです。
奥の竹垣に挿された笹の枝が造形美です
直射日光で赤砂が白っぽく見える
龍吟庵を出て、東福寺境内を通り抜けて…
白壁に真っ赤なもみじ
臥雲橋から紅葉に覆われた通天橋が見える。
観光客はみないっせいに「わー」「ひゃー」とか声をあげていた。
東福寺参拝はやっぱり、正攻法で東福寺駅から歩いて来るのがいいね。
次は泉涌寺へ、グーグルマップとウォーキングまっぷを見ながら細い道を近道を行く。