ウォーキングするときはいつもケータイの歩数計でチェックする。
歩数はほぼ合ってるだろうけど、何kmというのは、自分の歩幅の長さが正確じゃないと、かなりな誤差が出るね。
だいたいは身長-100くらいで合せてあるらしいが、いったい、自分の歩幅っていくらなんやろう。
10歩くらい歩いたところでちゃんとした数値が出るとも思えんし。
それで、職場の仕事場からトイレまで、長ーい廊下を使った。
距離はスケールで計らずにすむように、床材の升目模様を数える。
ひとマス45cmで、トイレまで100正方形。45メートルもある。
突き当りのホールまで端から端までなら50m走できるやんな。
しかし、問題は歩幅が一定しないことである。
少し気張って歩くと61歩。
だらだらと歩くと67歩。
日本を測量した伊能忠敬は全部自分の足の歩幅で距離を測ったそうだ。
昔読んだ「四千万歩の男」(井上ひさし)も面白かった。
いついかなる時も寸分狂わぬ歩幅で歩くのはかなり技術が要る。
GPSなんぞに頼らず、自分の足で距離を確定できるってカッコええんちゃう。