ひらりん気まま日記

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和歌山串柿の里

2011-11-14 23:37:52 | お出かけ&旅

いつものカメ友が串柿の里に連れて行ってもらうからいっしょに行かへん?と誘ってくれた。
河内長野の先まで2人で電車で行き、そこから車で和歌山県かつらぎ町串柿の里へ案内していただいた。
くねくねと狭い道をどんどん山奥へ入っていくと…


ひえーっ!数えきれないほどの串柿のすだれが延々と続いている。


大きな屋根の付いた柿干場。


細長ーく、傾斜地に伸びた干場。



穏やかな秋の陽を浴びてまさしく柿色に輝いている。
こんだけ分を吊るすだけでも大変な作業だと思うけど。


剥きたて、干したばかりの柿はまるでみたらしだんごのようにつややかに。


ほぼ乾き切って、干からびて茶色くぺしゃんこになって干物状態になったもの。


これくらいならば、色もきれい。乾燥がすすむと二年越しのすだれみたいに鮮やかさがなくなるけど、味はよくなるのね。


串柿の里は大きく4地区に分かれていて、ここはかなり山の上のほうで見晴らしのいい斜面に吊られていた。
こんな素晴らしい眺めのよいところで干されたら柿も満足満足で大甘になるでしょう。

串柿すだれの見頃は1週間もないそうだ。11月末になると全て取り込まれてしまう。
今年は11/10から5日間くらいが色の見頃で、今日見に行けて本当にラッキーだった。


ヘタの縁取りは手でやるそうだが、皮むきは機械でやっていた。4~5秒で1個剥ける。
干し柿大好きなので、自分でも作ってみようと、生の渋柿をわけてもらった。
大きいのと小粒のがあり、大きいのは家で作っても腐らせてしまうので、小さいのを買った。
ところが、この小粒渋柿はここかつらぎ町産ではなくて青森県から仕入れているんだって。
千円分くださいと60個を袋に入れてもらって重たい目して持って帰った。
夜、夫が全部皮むきしてくれ、割りばしに5個ずつ通して、紐ですだれに結んで軒下に吊り下げた。
今日見たすだれの一つ分くらいの量にしかならんかったけど、上手く干し柿になりますように、楽しみ楽しみ。