ひらりん気まま日記

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トムラウシ山

2009-09-29 21:49:04 | お出かけ&旅
トムラウシ
9/23 旭岳山頂からトムラウシ山(真ん中の山、たぶん)を望む

自転車タイヤの空気が入ってへんのかと感じるほどペダルが重い。午前午後東奔西走。

晴れ渡った旭岳からトムラウシ山、十勝岳連峰もくっきりとよく見えた。
旭岳はお天気がよければ、登るのに、特別に困難もない。
下りはズルズル滑るので、けっこうしんどかったけど。

トムラウシ山遭難事故は、朝いちばんのロープウェーで姿見まで上り、旭岳登頂後、トムラウシまで縦走して3日目に下山のコースだった。

私は決して山女ではないので、本格的な登山経験はない。
「山みたいなもん、時間対効果を考えたら何のメリットもない」という夫はもっと山からは縁遠い。
したがって、私たちが登ったことのある山は全てロープウェーでかなり上まで行けて2時間ほどで登れるとこばっかりである。
御嶽山、木曽駒ケ岳、八方尾根、大雪山旭岳、大雪山黒岳。
今夏に私が登った西穂高岳独標(手前)もしかり。

登山経験あんまり無しの私でも、トムラウシの遭難は衝撃的で、その後の検証が気になっていた。
「山と渓谷」10月号に詳細検証が載っているので、今日、図書館で読んできた。
1日目の旭岳は晴れていて、ツアーメンバーの山頂写真も載っている。
ガイドの責任云々はおいといても、登山装備は特に不備なこともなかったようだし、あのような異常気象でなければ、行程も無難なものだと。
結果的には体力が明暗を分けた部分もあるらしい。
そして、雨よりも風が怖い、とあった。

北海道の旅行、寒かったのは摩周湖と知床峠の2ヶ所で、雨は降っていないのに、風がきつくて縮み上がった。
北アルプスで遭難も起きた一昨年の10月の尾瀬行きも、台風並みの暴風雨で、沢もあふれ、寒くて尾瀬ヶ原に入れなかったことがある。

日帰り登山ならお天気次第でどうにでもなるが、泊まり登山は雨の中を歩くこともあるし、運の悪い悪天候に遭遇することもあるし、登山は自己責任。
体力つけるにはウォーキングではダメ、筋力つけないとアカンらしい。
ということは、やっぱり、私には無理かも…

などなど、いろいろと山のことを想ってしまう。