『オロンテス隊長は?』
『オロンテス隊長。あっ、棟梁のことですか』
『棟梁は向こうです。遠くに、いや、近くですが。六番船の者たちを連れて、夕食の場を作りにいきましたが』
『おっ、そうか。お前たちご苦労、作業を続けてくれ』
二人は夕食の場へと歩を運んだ。
『できたぞ!オキテス、こんな道具名はどうだ。俺の思い付きだ、いいか。『風向風力感知器』だ。グッグ~ンとちじめて『風風感知器』と言うのはどうだ。お前の気に入ったほうを使え』
『おっ!有難う。俺は長ったらしいのが好みじゃない。『風風感知器』 称呼の語呂もいい、これにする』
話している間に夕食の場についた。
『おっ!お二人、いかがですか』
『お~、オロンテスご苦労。ここを夕食の場にするのか。いいところだ。準備が整うまで、まだ時間がかかりそうか。陽の高さからみて、そろそろ夕食の頃合かなと思っているが』
『パリヌルス隊長、集めた薪が余ったので焚き火の準備をしています』
『ほっ、焚き火か、それは結構なことだ』
『焚き火は食事の場を和やかにします。食事をする者たちの心もうちとけます。副菜をあぶって口に運ぶ、ふさぎがちな皆の口もほころぶということです』
『オロンテス隊長。あっ、棟梁のことですか』
『棟梁は向こうです。遠くに、いや、近くですが。六番船の者たちを連れて、夕食の場を作りにいきましたが』
『おっ、そうか。お前たちご苦労、作業を続けてくれ』
二人は夕食の場へと歩を運んだ。
『できたぞ!オキテス、こんな道具名はどうだ。俺の思い付きだ、いいか。『風向風力感知器』だ。グッグ~ンとちじめて『風風感知器』と言うのはどうだ。お前の気に入ったほうを使え』
『おっ!有難う。俺は長ったらしいのが好みじゃない。『風風感知器』 称呼の語呂もいい、これにする』
話している間に夕食の場についた。
『おっ!お二人、いかがですか』
『お~、オロンテスご苦労。ここを夕食の場にするのか。いいところだ。準備が整うまで、まだ時間がかかりそうか。陽の高さからみて、そろそろ夕食の頃合かなと思っているが』
『パリヌルス隊長、集めた薪が余ったので焚き火の準備をしています』
『ほっ、焚き火か、それは結構なことだ』
『焚き火は食事の場を和やかにします。食事をする者たちの心もうちとけます。副菜をあぶって口に運ぶ、ふさぎがちな皆の口もほころぶということです』