そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ポトフ  フランス語

2018-12-08 22:05:00 | グルメ
鍋の季節となりました。

テーブル上でつつく鍋。 我が家では三人以上集まらないとする気がしません。
持っている卓上電気鍋が大きいからです。
こういった理由で
夫婦二人の時は、キッチンコンロで同様の鍋風料理を作り、盛りつけます。
すき焼きなら、すき焼風煮にしてお皿に 
寄せ鍋やちゃんこ鍋などは、汁物としてドンブリによそいます。

平日は夕食時間帯の異なる娘が 「夕飯にキムチ鍋が食べたい」 と言いました。
ということは
この日、娘は夕食を一緒に食べるということで、夫と私と娘の三人になります。
そういう事ならと
鍋料理の材料を買い揃えて、支度に取り掛かろうとしていた、まさにその時

ピコピコ 

ラインの通知音がなりました。 娘からラインです。

“急用ができました。 ごめんなちぃ”  のメッセージと、 壁から半分顔を出して泣いているハムスターのスタンプ。

こんな気分を学生時代に味わいました。 そして、ため息まじりに言ったものです。

“彼氏がいる女友達は、あてにならない”

この日の材料は、キッチンコンロにて料理され、お代わり自由のキムチ鍋風汁として食卓に出されました。
そろそろ、二人用の卓上電気鍋を買う時期が来たようです。

和風の鍋もさることながら、洋風のシチューやスープも食べたくなる季節です。

個人的には、ホワイトチシューよりも、トマト味やポトフのようなスープが好きです。

ポトフはフランス家庭料理です。 仏和辞典によれば

「pot-au-feu」(ポトフ)・・・ポトフ 《牛肉と野菜を煮込んだ家庭料理》

ポトフ・ポトフと普段から言っていましたが、こういうスペルだったんですね。 
一つ一つの単語の意味は

「pot」(ポ)・・・鍋・壺・瓶。 英語の「pot」(ポット) にあたります。

「au」(オ)・・・(à+le)  “à ”は、英語の 「in /at/ to」にあたります。 “le"  は 男性名詞につく「the」みたいなもの。

「feu」(フ)・・・火。 火はフランス語では男性名詞

「ポ」の意味は鍋だけでないので、“火にかけるポ”だと、日本でいう鍋の意味が鮮明になります。
たいていのフランスのご家庭は、寒い季節になると、“火にかけたポ” に牛肉と野菜を入れて、煮込み料理をしたのでしょう。
その料理は、“火にかけたポ” つまり “ポトフ” と呼ばれるようになったと想像できます。

冬の楽しみは、鍋料理やスープと言っても過言ではありません。
よかったら
お薦めの料理を教えて下さい。



コメント (4)
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