そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ドローン   英語

2015-04-27 13:00:00 | 語学

総理官邸の屋上に墜落していた “ドローン”。

『007』 ばりの諜報活動なのか?
誰があるいは組織が、何の目的でやったのか? 
と騒がれていましたが、犯人が自首したので
組織犯罪ではないことはわかりました。
目的は追い追い明らかになることでしょう。

一時はセシウムが検出されたとの報道で、ただならぬ危険を
感じました。 しかし・・・
福島の土と聞いて、逆に複雑な気持ちになりました。
今やこの危険物質と隣り合わせで住んでいて、 だれでも
セシウムを手に入れることができるということです。

ドローン

私にとっては、今回初めて聞いた名称です。
一般人がリモコン機を操作して、 遠方の詳細を撮影したり
何かをお土産に置いてきたりできる。
それほど科学が進歩していたことに驚きました。

以前聞いたことがあります。
“人間が空想できる科学的なことは、全て現実になる”

インターネット等の普及は、私の子供時代にしてみれば
SF映画に出てくる空想上の道具です。

ドローン

まさか、日本語の擬音の “ドロドローンと登場” の
ドローンに掛けているのではあるまい・・・。 
と思ったとおり、やはり日本語ではなく英語です。

「drone」(ドローン)・・・(みつばちの)雄バチ《針が無く働かない》 /ブーンという音       

みつばちと言ったら、 「bee」(ビー)しか思いつきませんでしたが
「bee」は多数派の “働きバチ”(働きバチは全員・雌) を指す単語でした。
「drone」 は、女王バチとの子作りのために生まれてくる少数派の 
“雄バチ” を指す単語です。  

日本語は “ハチはハチ” ”牛は牛” ”ニワトリはニワトリ” ですが
英語はいちいち雄と雌で、別々の単語が存在します。
なにか思い入れがあるのでしょうね。

雄雌の蜂のうち ”ブーン” という羽音を表す英語は雄バチの単語の「drone」 を使って表現します。

どうやら、無人飛行機の音が蜂の羽根音に似ていることから
「ドローン」 と名付けられた説が有力です。

変わった形の飛行物体を見て、科学進歩アレルギー感がありましたが
“(働かない)雄バチ” というアナログっぽいネーミングを知って
少しだけ興味を持ちました・・・。





コメント (2)
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