そうなんだ。

外国語で知ったこと。

スパゲティ・マカロニ・パスタ   イタリア語

2013-12-02 13:00:00 | 語学
テレビで話していたイタリア人のイタリア単語にクスっと
笑いました。 パロディかしら・・・と。

イ 「セルジオ・レオーネ監督の“荒野の用心棒”など
   スパゲティウエスタンが好きです」

スパゲティウエスタンとは、マカロニウエスタンのこと?

マカロニウエスタンというジャンルがある事は知っていました。
アメリカ西部劇と区別するためにイタリア西部劇をそう呼びます。

カタカナ辞典をひくと、スパゲティウエスタンもマカロニウエスタン
も載っていましたが、マカロニウエスタンには和製語の印があります。
ウエスタンは英語であることから推測できるように
やはりアメリカ人が イタリア西部劇を “スパゲティウエスタン”
と呼びはじめたようで、 英国・米国ではこのように呼ばれているそうです。

シンプルにイタリアンウェスタンでいいような気がしますが・・・。

そう言えば、我らが坂本九ちゃんの『上を向いて歩こう』も
英語のタイトルが 『スキヤキ』でした。
英語圏の言葉のセンスはわかりません。

しかし、陽気なイタリア人は言葉の逆輸入で “スパゲティウエスタン”
という単語を自らも使っています。

ところで、なぜ? 
日本ではスパゲティがマカロニになってしまったのか?
ネットでの探索によれば、映画評論家の故淀川長治さんが言いだしっぺ
のようです。
映画界で影響力のある人でしたから、そういうこともあるのでしょう。

スパゲティ、マカロニとくれば
最後はパスタというイタリア語です。

「pasta」(パスタ)・・・スパゲティ・マカロニなどの総称

初めから “パスタウエスタン” にすれば混乱しなかったと思います。


コメント (2)
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