結婚する時、母が何着も着物を仕立てて持たせてくれました。
しかし
何十年間も、新品のままで一度も袖を通していません。
まさしくタンスの肥し・・・。
母だとて、予想できたはずです。
もともと自分で着つけられない上、装う機会も場所もないということを。
売ったとしても二束三文ですし、やれやれもったいないことです。
実家にたくさんの着物を預けっ放しにしているという年配の女性客と
クリーニング店受付仕事中に上記のような話になりました。
私 「たぶんこの先も着ることはないと思います」
その女性が良い提案をしてくれました。
客 「あとは、柩に入る時に着せてもらうとか」
あ・・・。 それ、グッドアイディアです。
特に決まった宗派でもなし、白い着物じゃなくていいですよね。
そうだ、そうだ。 そうしよう。
平均寿命で考えればまだ先ですが、2冊のエンディングノートを
買ってあります。 1冊は自分用です。
もう1冊は母にプレゼントしたのですが、“縁起でもない”
と不愉快そうな顔をしていましたし、ノートもなおざりにしているようです。
私は加入している生命保険などを暇な時に記入しています。
最近、“棺に入れてほしいもの” の欄に “御朱印帳” と
書き加えたばかりです。 極楽もしくは天国へのパスポートですから・・・。
さすがに “旅立ちの衣装” という欄はないので、
“葬儀に関して伝えておきたいこと” のページに早速、書き込みました。
タンスに眠っている自分の着物を着せて欲しい。 華やかな衣装でね。
これで、年に一度するかしないかの虫干しにも気合が入ります。
虫に食われてなるものか!
そう言えば、自分たちの結婚式の演出もほとんど私が考えました。
あの時の主役は2人でしたが、次は動かないとは言え、単独主役。
期日がわからないので、追々思い付いた時に書き足しましょう・・・。
「ending」(エンディング)・・・《物語・映画などの》終わり・結末
「note」(ノート)・・・短い手紙・覚え書・メモ・注釈
エンディングノートは思ったとおり和製語でした。 英語で(ノート)という
単語は日本語のように “帳面” の意味を持ちません。
帳面であれば(ノートブック)と言います。
和製語なのでこの(ノート)が日本語でいう “帳面” なのか
英語の “覚え書” を指すのか定かでありませんが・・・。
私としては
“有終の覚え書”
という和訳でいってみます。
しかし
何十年間も、新品のままで一度も袖を通していません。
まさしくタンスの肥し・・・。
母だとて、予想できたはずです。
もともと自分で着つけられない上、装う機会も場所もないということを。
売ったとしても二束三文ですし、やれやれもったいないことです。
実家にたくさんの着物を預けっ放しにしているという年配の女性客と
クリーニング店受付仕事中に上記のような話になりました。
私 「たぶんこの先も着ることはないと思います」
その女性が良い提案をしてくれました。
客 「あとは、柩に入る時に着せてもらうとか」
あ・・・。 それ、グッドアイディアです。
特に決まった宗派でもなし、白い着物じゃなくていいですよね。
そうだ、そうだ。 そうしよう。
平均寿命で考えればまだ先ですが、2冊のエンディングノートを
買ってあります。 1冊は自分用です。
もう1冊は母にプレゼントしたのですが、“縁起でもない”
と不愉快そうな顔をしていましたし、ノートもなおざりにしているようです。
私は加入している生命保険などを暇な時に記入しています。
最近、“棺に入れてほしいもの” の欄に “御朱印帳” と
書き加えたばかりです。 極楽もしくは天国へのパスポートですから・・・。
さすがに “旅立ちの衣装” という欄はないので、
“葬儀に関して伝えておきたいこと” のページに早速、書き込みました。
タンスに眠っている自分の着物を着せて欲しい。 華やかな衣装でね。
これで、年に一度するかしないかの虫干しにも気合が入ります。
虫に食われてなるものか!
そう言えば、自分たちの結婚式の演出もほとんど私が考えました。
あの時の主役は2人でしたが、次は動かないとは言え、単独主役。
期日がわからないので、追々思い付いた時に書き足しましょう・・・。
「ending」(エンディング)・・・《物語・映画などの》終わり・結末
「note」(ノート)・・・短い手紙・覚え書・メモ・注釈
エンディングノートは思ったとおり和製語でした。 英語で(ノート)という
単語は日本語のように “帳面” の意味を持ちません。
帳面であれば(ノートブック)と言います。
和製語なのでこの(ノート)が日本語でいう “帳面” なのか
英語の “覚え書” を指すのか定かでありませんが・・・。
私としては
“有終の覚え書”
という和訳でいってみます。