故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

木陰にひっそりと咲く山吹です。
「山吹の いつかはつける 実一つ」
早朝ゴルフならぬ、早朝草刈の日です。
誰かがやらねばならぬ公道の草刈です。
今日のタイトルは、「草刈り仁義」です。
あと数十分もすると始まります。
時間がもったいないからと、書いています。
我が家の畑のあぜ道の草刈を、昨日済ませました。
ついでに、隣の畑の前の草も刈りました。
自分の家と畑の前は、当然のごとくきれいにしなければなりません。
田舎で暮らす上で、暗黙の了解事項(仁義)です。
刈ってない家は、病気か無精者の心配をされます。
そして、こんな部落総出の草刈の時には、嫌味の一つもいただくはめになります。
さて、早めに草刈り機の準備をしますか。
(中略)
草刈が終わって、息が整うまで小一時間かかりました。
早朝ゴルフで、亡くなる方が年間200人と聞きました。
これは由々しきことです。
早朝の草刈も一緒です。タンク一杯でやめにしましょう。
どう生きるかを問われることがあります。
ある人は、これからの日本は観光資源を活かして外貨を稼ぐ。
ITを活用して、国際的なビジネスに打って出る。
どちらも、ビジョンがあってそれに向かって努力する。
失敗も糧になると言われます。
草刈の仁義に戻りましょう。
刈った草を片づけるまでが、仕事です。
刈った草が排水路を覆っていました。
皆で、排水路が見えるまで山側にかき上げて、草刈は終了しました。
ここちよい疲れとなりました。
木苺を 刈らずに残す 心意気
2019年6月23日

中国無錫(ウシ)に仕事で行った。
そこで働くスイス人に、霞かなと期待して尋ねた。
Smog(Smoke & fog)だと答えを聞いた。
そして、タイトルは「うーん」となった。
50年前の日本でも同じ風景だったな。
今日のタイトルは、「鼻の穴」です。
一雨ごとに伸びる庭の草を眺めている。
憎らしいほどたくましい。
雨が上がったら、刈ってやるか。
虫はいっぱいいる。
森で鳥も鳴き、木もあり花もいっぱい咲いている。
知識欲旺盛ならば、天国である。
食卓の上に虫の死骸が毎朝落ちている。
寝床から見上げると、蛍光灯の下に動くものがいた。
一定の距離を動いては、中心に帰る。
直径5mmくらいの蜘蛛である。
虫の死骸の犯人は、こいつだった。
虫の体液を吸っては、死骸を放り出していたのだ。
けなげな生きざまを尊敬するが、蜘蛛の巣は剥がすしかない。
似顔絵を描き始めたころからか、人の特徴を素早く見る癖がついた。
プロジェクトで組む仲間の能力を素早く見抜く癖からきたものだろうか。
昨日来店された30代と思われる女性の「鼻の穴」が大きいことに気づいた。
上向きに話す癖があるのだろう。
正直で、物事に一生懸命になる性格の女性だろう。
鼻も高くて大きいのかもしれない。
鼻の穴は一瞬の出来事で、確かめることもできない。
来店された若者たちの笑い声が、昨日二階で響いた。
何でもないことで、げらげら笑っている。
私にはできないことだとわかる。
笑いの種類がちがうと知る。
妻から、あまり話すんじゃないと注意される。
説教臭くなるから、冷や冷やするとも言われた。
まさにその通りで、控えようと思った。
若い人に任せよう。聞かれたら話そうと、できもしないことを誓った。
今度、鼻の穴の真相を確かめる機会があったら嬉しいと思う。
蜘蛛のけつ あの人較べ 負けてるな
2019年6月22日

タイトルは、「ぴちぴち」です。
可愛く描けましたでしょうか。
今日のタイトルは、「ぴちぴち」です。
おばさんが無理して履いたパンツではありません。
その場合は、パッツンパッツンと言います。
この頃、似顔絵を描かないものですから、苦労しました。
優しい眼を表現するのに、何枚も描きなおしとなりました。
危うい大人の女性の表情が、表現できませんでした。
間に合わないので、これで良しとします。
これも実力です。
今日、モデルの女性がカフェを訪ねてくれます。
せっかくだからと、格闘した次第です。
昨日から、10枚以上描きなおしました。
今朝も早く起きて、一生懸命描きました。
似顔絵は、写真とは違うので似ていなくてもよいとはいかない。
どこか、特徴を捉えていないと面白くない。
タイトルの「ぴちぴち」は私の想いです。
しわが全くない顔は、線だけで決まります。
若さと危うさのどちらも表現できなかった。
ぴちぴちとは、
魚などが活発にはねる音。また、そのさま。
物にひびが入ったりはじけたりする音。
若々しく活気に満ちているさま。
中身が詰まってはち切れそうなさま。
(広辞苑より)
ぴちぴちを久しく感じていない自分がいた。
何だったんだろうか、思い出すのに苦労する。
うーん。
濡れ肌の しずくとどめず ぴちぴちと
2019年6月21日

数年前、「描いてみなさいよ」と挑戦的にモデルになってくださった奥様です。
「今年一番」の出会いでした。
旦那しか知らぬ顔を抜いてやろうと、次の一枚も描きました。
夫婦の間で、どういう評価になったのか知りません。

タイトルは、「筆がふるえました」です。
山積した問題がいくつもあり、さてどれからかかろうかと考えている。
女と男の違い。
妻は、楽しいことから始めて、「できた」と喜んでいる。
私は、難しいことから始めて、この先の道のりの長いことを悩んでいる。
女は、コミュニケーションに強みを発揮する。
子育て、旦那の愚痴を聞き、PTAの会合で発言する。
近所も友人関係も、一切合切うまくやる。
男は、空間的認識力に優れている。
全体像をつかみ、理想的な空間を意識する。
あんたみたいなこと(理想的なこと)を言ってると、うまくいく話も壊れるわよ。
女たちの井戸端会議を毎日のように聞いている。
黙ってりゃめんこいのにね。
地方言葉をしゃべらなければ、その美貌で生きていけるのにという意味です。
言いたいことをいいながら、傷つけない言葉遣いです。
実に見事です。
ボケ防止のために書いている。
ぼやいて、頭の中を整理して、自分の決意(進行方向)を決める毎日です。
毎日、もやもやと整理と順番が伴わない繰り言が浮かんでくる。
気楽な妻の前で、わざとため息などをつく自分である。
畑にキャベツがいっぱいできてるのに、なんで買ってくるのよ。不満だわ。
ため息なんか一蹴されて、残りの仕事を私がすることになる。
なにかすり替わったなと感じつつ、やれやれ。
洗濯物を干すとき、妻は必要なハンガー分だけ乾いたものをはずす。
私は、すべてのハンガーの乾きものを外す。
朝ごはんができた時、妻の料理のあとは汚れものだらけ。
美味しいものを温かいうちに食べようよ。そうです。
私はというと、料理ができると同時に洗い物も終わっている。
カフェでは、洗い物係である。妻は次から次に料理にかかる、洗い物は後回し。
初めはかさかさだった手も、今ではほどよく油が回る手になった。おかげ様です。
ちっとも腹は立たない。そんなもんだから。
書いていると、気持ちが落ち着いてきて、面白いものを探すようになる。
そして、一ひねり。
大阪の 飴ちゃんもらい またあげる
2019年6月20日
<<投稿後>>
大阪では、おばちゃんがお近づきのしるしとして、お会いした誰彼なしに飴を配る。
バッグの中は、昨日いただいたものから一カ月前のものまで飴だらけである。
そんなありがたい習慣がありながら、大阪の飴の消費量は全国でも下のほうから何番目です。
使いまわしの飴ちゃんは、少しべとべとしています。
そんなことはどうでも良いこと。仲良くなれれば最高よ。
大阪のおばちゃんは、虎の服着て闊歩する。
これだって、庶民の「上のいうことなんか」の心意気なんです。
天晴。

昭和記念公園で見た池に浮かぶ石です。
タイトルは、「無心と邪心」です。
こんなことにも、感動します。
タイトルが決まらないので、書くのを中断した。
気になることがいくつかあったので、やることにした。
ごみを捨てに行った。
バケツ一杯だけ、草を抜いた。
20個の玉ねぎの葉の部分を結んで吊るした。
早朝ゆえ、草刈はしなかったけど、やるとしたらタンク一杯と決めている。
そして、気が済んだ。
今日のタイトルは、「バケツ一杯、タンク一杯」とします。
草を抜くにしても、腰が痛くなり背中を起こすインターバルが早くなる。
言い訳のように、バケツ一杯と決めることにした。
やりたいけど、できない。
草刈も燃料タンクが空になったら、その日の草刈業務は終了。
やってできないことはないが、やめることにした。
草刈しても、2週間したら元通りである。
白い花の雑草を刈ったら、黄色い花の雑草が生えてくる。
油断すると、篠竹の筍も混じって生えてくる。
毎日やるしかない。
一時間も動くと、気も晴れ、動悸、息切れである。
妻はというと、ゴルフクラブのヘッドカバーを編んでいた。
できた、できたと喜んでいる。
今日は、二人でコースに出ることに決めている。
これまでは、体力温存と考え農作業や草取りをしないようにしていた。
身体を温めていた方がよいだろうと、一時間の農作業はウォーミングアップである。
色んな事が気になるより良いだろう。ゴルフはメンタルスポーツである。
子どもたちから、父の日のプレゼントをもらった。
お酒に、横浜名物のガトーショコラ(横浜煉瓦)、江戸ガラスのぐい飲みである。
さっそく、ガラスコップで酒を飲み、ガトーショコラを食べながらお茶をした。
幸せなことである。亡きかみさんの分まで満喫した。
茎かじる 野兎仕業と トラばさみ
2019年6月18日