
タイトルは、浜辺の公園です。
離島の海水浴場の片隅にあった公園です。
季節は冬。
今日のテーマは、「でも、やめないぞ」です。
昼間にめずらしく末娘から電話がかかってきた。
昨日の夜、仕事が終わらないので、遅くまで頑張っていたら、
ちょっと尊敬する上司が声をかけてくれた。
残業の理由を説明した。
上司から、「あなたの能力不足もあるのかな」と指摘された。
末娘には、厳しい言葉になったようだ。
真剣に悩んでいる娘に、ちょっとしたジョークだよとは言えなかった。
くそ野郎はどこにもいるよ。
出社して、その人の影が見えただけでも憂鬱になったもんだ。と娘に言った。
お父さんは、どうしたのと聞くから答えた。
第三者になって、くそ野郎は、どこまでいうのか聞くようにした。
いつか、自分が書く小説の種に使ってやる。と思ったもんだ。
次から次に納得できない話が続いた。
なんだその程度でやめるのか、もっとやれと心のなかで叫んだと伝えた。
私は、小説は書かないからとの返事。
私の話は、娘の慰めにはならなかった。
夜また電話がかかってきた。
いろんな人に電話をかけて、愚痴っちゃったよ。
帰りがけに上司にあったので、声をかけたよ。
私は負けないぞと、こころの中で宣戦布告をしたとのこと。
おー頑張れよ。と私。
おー頑張るよ。と娘。
娘は、笑いながら電話を切った。
朝寒し こうでなくちゃと 柿干して
2018年11月15日