
「話に花が咲く」というタイトルの絵です。
今日のタイトルは、「大一大万大吉」です。
ヒストリアで初めてこの言葉に出会いました。
関ケ原の戦いで、石田三成が採用した西軍の旗印です。
意味は、
「一人が万人の為に、万人が一人の為に尽くせば天下の人々は幸せになれる」です。
スーパーマーケットをされている佐藤さんは、顧客一人の満足のためにと仕事をされています。
誰もがそうしようと思っています。
誰も、そうであってほしいと願っています。
だが、現実はそうではないようです。
「一人が万人から搾取したい、万人が己のためだけに生きたい」
「一人が万人の為に」することは、
私のなかでは、人の役にたつ発明であったり、災害時の情報共有が思い浮かびます。
金を得たものは、次に名誉が欲しくなります。
どうやら、自分はどう思われているかと気になるようです。
こうであったらよいなと思うことこそ、万人のためになる原点のような気がします。
「こうであったらよいな」は、人それぞれの感性で異なります。
何も決まりもないし、毎日変わる気持ちです。
そういう気持ちがあれば、人にも分かち合いたいと実行する。
反面、こんなことは嫌だなとも思います。
そう思ったら、自分がしないことです。
それだけのことです。
「万人が一人のために尽くす」とは、
これは厄介です。
赤十字の募金活動や困っている人を助けるボランティアのことでしょうか。
万人とは政治や世間のことでしょうか。
一人とは、不特定多数の人のことです。
誰が困っているか知ることも大事だし、何をしてあげるのが効果的で尽くすことになるのでしょう。
私のなかでは、自分が持てる能力(財産、経験、知力など)で、一人に向き合うことだと考えます。
一人は、不特定多数できりがないようですが、今向かい合っている人は、一人きりです。
なにか貯め置いて、一人の人に尽くすことはできない。
状況は、常に変わるからです。
今しかできないことの積み重ねが、尽くすことにつながるのだと思います。
困ったときの知恵頼み。
勇気をもって実行する。
頭で考えるより、やってみることです。
失敗が糧になるのだから、やってみることです。
人を笑わすより、自ら笑うことで周りは明るくなる。
歳をとるごとに人相が悪くなる。冷たい印象を与え怖い顔に見えてくるものです。
私が、会う人ごとに笑顔を見せる。
みんなが笑うようになれば、笑えないほどつらい人も笑顔がにじみ出てくるかもしれない。
どうしたら笑顔が出るのか、考えるのがこの言葉の意味のような気がします。
深い言葉に出会ったものです。
困りましたが、実感です。
どうしました 忙しい人ほど 話聞く
2018年11月14日