苺の花です。
タイトルは、「おはよ」です。
私たちの周りの誰もが、「おはよ」と言ってくれます。
誰からも声がかからない。
ましてや、「いいね」なんて言ってくれない。
私たちは、そんな日々を過ごしています。
今日のタイトルは、「注目されない日々」です。
下の子は誉められるが、
私はいつも「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい」と親から言われる。
私だって、誉められたいと思って生きてきました。
親は、上の子がしっかりしているから助かるとでも思っていたのでしょうか。
寒くなりました。
妻が、冬服を買いに行くというので付き合いました。
普段は買わない上物の下着を私は買いました。
カシミヤ入りの下着の上下です。
着てみると、これまでの下着は何だったのと思うくらい暖かくて履き心地がよい。
一点豪華主義と決め、これだけを買いました。
私が注目したのは、素材もさることながら縫製がしっかりしていたからです。
安くてよさそうな下着をこれまで何枚も買いました。
着古しているうちに、すそが広がり着るとき手間取ります。
それでも、いつも買うのは3枚いくらのものばかりでした。
誰も、「いいね」とは言ってくれない。
「いいね」とは言わないまでも、関りを持とうともしてくれない。
そんな気持ちになることがあります。
それでも結婚している。
この事実は何なんでしょう。
一人だけ、「いいね」と言ってくれた。
その人と一緒になった。
私は、それほど好きではなかったけれど、ほだされて一緒になった。
正直なところ、他にいなかったから。と内心思っています。
誰もが、あなたがいるから安心していられるのです。
「いいね」とは言ってはくれないけど、あなたは空気のようにとても大事な存在なのです。
あなたがいるから、ふわふわと心地よいのです。
あなたが頑張っているのを誰も認めています。
「いいね」と言わないだけです。
50年も経ってみればわかります。
誰からも、「いいね」と、もてもてで、私は声もかけられない存在の女性でした。
50年ぶりに会ったその人は、昔と同じで美しかった。
だけど、気軽に話せるおばさんになっていた。
そして、自分のことを覚えていてくれた。
そのおばさんは、言った。
きれいだからもてた。それだけのことだった。
本当の「いいね」を言ってくれた人は、一人だけだった。
婚期が遅れて一緒になったご主人です。
殺し文句は、「後姿が美しかった」でした。
その女性は、シルエットを大事にしていたのです。
おはようと 朝顔いつも ありがとう
2018年11月29日