故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

忘れ物

2018-11-08 05:44:03 | よもやま話

さるすべりの木肌を一生懸命描いた。
納得がいかず、描きなおした。
心象風景は、いたってシンプルである。
そんなことで良いと思う。


今日のタイトルは、「忘れ物」です。
大事なものを落とした。
非日常の時こそ、気を付けなければならない。
これから先、同じようなことが続くのかと大いに落胆した。
そして、いよいよ来たかと恐怖も感じた。

その日は、ゴルフ場でもスコアカードをロッカーにつけたまま忘れた。
プレー中だったので、フロントに電話をして預かっていただいた。
一緒に回ったメンバーがカフェで反省会をしてくれるので、急いで帰ってきた。
忙しいことが、忘れる要因であってはならない。
どんなに酔っぱらっても、財布を落としたことはなかった。

妻と一緒に、再度カフェまでの道をたどった。
カフェの裏で、懐中電灯の光のなかに財布を発見した。
翌日、雨に濡れた名刺入れも見つかった。
いつも保管するリュックサックのチャックが、締まってなかったのだろう。

ルーチンワークができなかった。
過去起こったことや人の名前を忘れることは、気にもならない。
記憶の壺のオーバーフローとしか考えてなかった。
誰にも起こる必然性ゆえのおかしいことである。
すべて自己責任として、受け止められた。

今回は、自分のいい加減さを他人のせいにしようとした。
ものの考え方が逆行するような心の持ち方である。
これはまずいと、密かに反省した。
自分の生き方ではない。

もずが木に 獲物を忘れ 干からびる

2018年11月8日
コメント
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